出版社内容情報
この危機の時代に、日本人あるいは日本文化の特性をいかに生かすべきか。具体的な事件や著者自らの体験も交えて、ユニークで清新な力強い指針を示す。第一線で活躍するビジネスマンにとっても格好の一冊。
聖徳太子の時代から現代まで、著者自らの体験も交えて、あるべきリーダー像に迫る「将たる所以」。オウム真理教事件をきっかけに心の問題に関心を深め、ユニークな教育論を展開する「心の危機を救え」。縄文時代いらい日本人の根底に流れる世界観を語る「日本人の魂」など、この危機の時代に、日本人あるいは日本文化の特性をいかにして生きるべきか、清新で力強い指針を示す。第一線で活躍するビジネスマンにとって格好の栄養剤。
内容説明
行動する哲学者、渾身の提言。危機の時代を生き抜く思想とは。
目次
将たる所以―リーダーたる男の条件(新しいリーダーの待望;リーダーは明確な意志をもたなければならない ほか)
心の危機を救え―日本の教育が教えないもの(このままでは日本は滅びる;近代日本はなぜ発展できたのか ほか)
日本人の魂―あの世を観る(現代人は死とあの世についての思考を放棄した;死の自覚を説いたパスカルと兼好 ほか)
行き詰まりの時代を拓く(「終末論」の終末;日本とは何か―日本研究の国際化と日本文化の本質 ほか)