江戸の判じ絵―これを判じてごろうじろ

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  • サイズ A4判/ページ数 143p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784096261316
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0021

出版社内容情報

目で見るなぞなぞ!? 江戸時代の庶民との知恵くらべ。

江戸時代を通じて庶民の知的娯楽のひとつだった判じ絵。これは言葉を絵に置き換え、しかもその絵とは全く無関係で「音(オン)」だけが共通しているという仕掛け、つまり目で見るなぞなぞといえるもの。本書は、幕末以降に大量に刊行された「もの尽くし判じ物」を中心に、見て読んで、解読に挑戦する構成。判じ絵の成り立ちやポイントをやさしく解説し、入門編から徐々にグレードアップします。東海道や暦、干支の入門編、国尽くしや江戸名所の初級編、勝手道具などから江戸庶民の暮らしがわかる中級編、歴史や文化の知識が必要な上級編、そして長文まで。謎染めや美人見立て図など充実したコラムも満載。現代にも通じる判じ絵の数々、江戸時代の庶民たちとの知恵くらべです。

岩崎 均史[イワサキ ヒトシ]
著・文・その他

内容説明

江戸時代の庶民と知恵くらべ。いろは、東海道、国名、江戸名所、勝手道具、乾物、草花、鳥、武者、噺家、そして相撲取り…愚問、珍問、難問の数々にチャレンジ。

目次

1 とにかくやってみよう
2 地名を考える
3 江戸庶民のくらし
4 自然にあそぶ
5 人名・曲名に挑戦
6 長文読解

著者等紹介

岩崎均史[イワサキヒトシ]
昭和28年、北海道生まれ。昭和51年、国学院大学文学部卒業。昭和53年から「たばこと塩の博物館」に勤務。現在、同館の主任学芸員。成城大学非常勤講師、国立歴史民俗博物館客員教授を兼務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

30
判じ絵、楽しい。もう一度、ゆっくり楽しみたい。2018/06/30

山猫

15
昔の看板はクイズというより、非識字層のための駄洒落や暗号に近い。読み解き方のヒントを最初に示してあるのは賛否両論出てきそう。「江戸(時代)の判じ絵」なので、いくらヒントがあっても現代の子供にはわからないだろうというものも多数。大型本なのに図が小さいので、誤読(?)しかねない。これはちょっと勿体ない。2021/01/30

ちーたん

11
絵もいい。江戸もいい。一回歩いてみたい。あの町並みを。江戸時代は長いし、住み易い時代だったのかな?2013/03/20

おはなし会 芽ぶっく 

6
『介護とブックトーク』 https://bookmeter.com/books/4624709 から、『テーマ』と紹介絵本の覚書。 『新年』おもちのきもち/じゅうにしのはなし/江戸の判じ絵 これを判じてごろうじろ/いっきゅう/富士山に登る2020/05/07

sawa

4
☆☆☆ バカバカしい絵が多くて面白かった。ただ、答の部分と見比べるのが面倒だった。長谷川町子の『サザエさんうちあけ話』もこの手法で書かれているのを思い出した。(図)2011/01/27

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