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出版社内容情報
今につながる食文化を4色図版を多用し解説
私たちが食べているものを考えると、江戸時代に誕生したものが多いことに気がつきます。握り寿司や鰻の蒲焼、蕎麦や天ぷらなどは江戸で人気を博したメニューでした。260年続いたこの時代は、優れた料理文化が発展し、庶民までが料理や食を楽しむという風潮が浸透し、現在の日本料理のおおもとができました。 本書では、その多彩な食文化の世界を、オールカラー1テーマ2ページで紹介。生産と流通の現場、食材や調味料などをはじめ、当時の料理が実感できる再現写真や図版を多数収録したほか、レシピのあるページも設けました。 飽食の時代と言われる現代、新鮮な食材を創意工夫して食べていた江戸人のスローフードな暮らしを、実感してください。
内容説明
歴史に学ぶ暮らし方。江戸人のスローフード生活を見る。鮨、鰻、蕎麦、天ぷらなどの始まりから食材の生産流通まで、土地に根ざした食文化の伝統と発展を探る。オールカラー、収録図版350点余。江戸料理のレシピ付き。
目次
料理再現 あの有名人は何を食べていたのか(ベストセラー作家の意外な日常食;徳川家康をもてなした織田信長の饗応料理 ほか)
第1章 江戸の一日、一年、一生(江戸の一日はご飯を炊くことから始まる;あらゆる食材が集まった日本橋周辺 ほか)
第2章 食品と調理法(米食が経済の根幹となった「米本位制」社会;米はどのようにして消費者に渡ったか ほか)
第3章 食の楽しみ(煮売り・焼売りに始まる外食の店;人の集まるところ必ず屋台あり ほか)
著者等紹介
原田信男[ハラダノブオ]
昭和24年(1949)生まれ。明治大学文学部卒業、明治大学大学院文学研究科博士課程退学、博士(史学・明治大学)。札幌大学女子短期大学部文化学科専任講師を経て、現在、国士舘大学21世紀アジア学部教授、放送大学客員教授。『江戸の料理史』(中公新書、1989年)でサントリー学芸賞受賞。『歴史の中の米と肉』(平凡社選書、1993年)で小泉八雲賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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