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出版社内容情報
絵巻『熈代勝覧』は、今から200年前、文化文政期の江戸、今川橋から日本橋までの大通りを俯瞰描写した12mの大作。越後屋(現・三越)や木屋など88軒の問屋や店、魚河岸の賑わい、さまざまな職種の人びと1671人がいきいきと描かれている。丹念に描き込まれた町並みからは都市構造や建築史的に見ても多くが読みとれるし、看板や暖簾などに小さな文字で書き込まれた多種多様な情報が、作品のリアリティとなっている。本書は、近世の風俗・文化・美術に詳しい江戸東京博物館教授の著者とともに、見れば見るほど面白い、この絵巻をじっくりと読み解き、活気あふれる江戸のメインストリート・日本橋の日常にタイムスリップして存分に味わう。
小澤 弘[オザワ ヒロム]
著・文・その他
小林 忠[コバヤシ タダシ]
著・文・その他
内容説明
200年前の江戸・今川橋~日本橋の大通りを俯瞰描写した12mの大作を詳細に紹介。88軒の問屋や店、男1439人、女200人、子ども32人、犬20匹、馬13頭、牛4頭、猿1匹、鷹2羽が登場する、いきいきとした風俗絵巻。
目次
『熈代勝覧』の世界―二百年前の日本橋通り
『熈代勝覧』絵巻(今川橋から本銀町、本石町へ;本石町から十軒店、本町へ;室町三丁目から二丁目へ;室町一丁目から日本橋へ)
『熈代勝覧』にみる諸職・諸芸の図
『熈代勝覧』の町並みをゆく―文化二年(一八〇五)春の長閑けき日楽隠居が案内する日本橋通り
『熈代勝覧』絵巻について
著者等紹介
小澤弘[オザワヒロム]
1947年長野県生まれ。明治大学大学院文学研究科博士課程修了。東京都江戸東京博物館教授。専攻は日本文化史・日本美術史
小林忠[コバヤシタダシ]
1941年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。学習院大学文学部教授・千葉市美術館館長。専攻は日本近世・近代美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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