ショトル・ミュージアム<br> フェルメールとオランダの旅

ショトル・ミュージアム
フェルメールとオランダの旅

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784096060537
  • NDC分類 723.359
  • Cコード C0326

出版社内容情報

日蘭交流400年、日本で初めて17世紀のオランダの画家フェルメール展が開かれる。感性豊かな女優である著者が、画家の故郷オランダに訪ねてフェルメールの内奥に触れる。見て、読んで、楽しい美術紀行。

西暦1600年、一隻の船が日本に漂着しました。オランダを出航し中国を目指したリーフデ号です。航海長はウィリアム・アダムス、のちの三浦按針です。これが日本とオランダの交流のきっかけです。日蘭交流400周年の今年、各地で様々なイベントが行われます。 その一つに、レンブラントと並ぶ17世紀オランダを代表する画家フェルメールの特別展『フェルメールとその時代展』(大阪市立美術館)が日本で初めて開催されます。この展覧会に来日する『真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)』をはじめ、フェルメールの代表作12点を縦軸に、感性豊かな筆者のオランダの町や家、人、食などを生き生きと綴る旅日記を横軸にした、見て、読んで、楽しい美術紀行です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けろりん

47
豪奢なルーブル美術館で、その慎ましさ故に異彩を放つ小さな絵。フェルメールの「レースを編む女」その極小の空間に満ちる緊張感と空気に魅せられ、同じ空気、同じ光の中に身を置きたいと、オランダ行きを決めた星野知子さんの、美術館に絵画を訪ね、所縁の地、名画が生まれた舞台を巡る美しい文章と鮮やかな写真に彩られた紀行本。『繊細で澄んでいて宝石のように輝いている』作品を前に、女優ならではの感性で、その物語を掬いあげ、描かれた人物たちと心の会話を交わす。「デルフト眺望」が描かれた地に立ちその空と光を感じる。何という贅沢。2019/03/08

コーデ21

24
多くの名画がひしめくルーブル美術館の中でフェルメールの『レースを編む女』に一番心惹かれたという女優星野知子さんのオランダ旅行記。もちろんお目当てはフェルメールの絵! 絵画の謎に迫ったり絵の中の小道具や衣装や背景にまで細やかに目配りしながらの解説は読み応え大! オランダ特有の空気感と光を生き生きとした表現力で伝える星野さんの文章は、とても感性豊かでステキでした♡ チーズなどの食文化的も掲載されており、ガイドブック的要素も。正直なところ読む前はあまり期待してなかったけど「拾い物」の一冊でした^^2021/12/06

金吾

21
著者が感じるままにフェルメール等の絵を見ながらオランダを旅しています。専門的にならず思ったままという感じが好みでした。2021/04/29

あつ子🌼

4
本の整理をしていて発掘。フェルメールやレンブラントが好きでオランダ旅行を計画していた時に購入したんだったな…とてもすてきな美術紀行エッセイです。ちなみにオランダ旅行は絵に描いた餅に終わったのですが、どうも今にして思えば「オランダにうまいもの無し」的な記述に引っ掛かっていたのかなと(笑)今も昔も食いしん坊。アートより食の我が身なのです。2023/03/05

うみ

3
フェルメールに連れられてオランダ巡り……を、している気分にしてくれる本。2017/11/28

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