出版社内容情報
失われた日本の光景を鮮烈に提示。
アメリカの東海岸ボストンの北にある小さな港のセイラム。そこにあるピーボディー博物館には、今まで知られることのなかった大変なコレクションが眠っていた。それは、大森貝塚を発見したことで有名なモース博士の持ち帰ったコレクションである。古い日本を写した写真、そして日本の民具、生活用品などその数は3万とも5万点ともいわれる。 1982年10月、このコレクションを求めて、渡米、そしてピーポティー博物館の地下の収蔵庫でモース・コレクションの調査、発掘が始まった。モース・コレクションを日本に紹介する第一弾となったのが、この写真集『百年前の日本』である。取材の翌年1983年11月この本が刊行されると同時に、大変な話題となり、現在まで13刷を数えるベスト・セラーとなった。初版より23年、本書は、今だに現役の本として、出版史に残るロングセラーとなっている。今回は普及本として定価を下げ刊行。21世紀の今、本書の写真はわれわれに何を語りかけるのだろうか。再び話題になることと思う。
モース・コレクション写真編
内容説明
1983年、本書の刊行は衝撃的反響を呼んだ。21世紀をむかえたいま、モースの残した写真が、ふたたび、私たちに語り始める。
目次
1 江戸から東京へ(江戸・明治の面影;各地の風景 ほか)
2 農村・漁村(稲作;養蚕 ほか)
3 商人・職人(商人;行商 ほか)
4 子供・女性・日常生活(子供;学校教育 ほか)
著者等紹介
小西四郎[コニシシロウ]
元東京大学/日本近代史
岡秀行[オカヒデユキ]
アート・ディレクター
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感想・レビュー
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【すとちゃん】
ひろ