出版社内容情報
小倉百人一首のそれぞれを上の句と下の句に分け、肉筆で描いた光琳カルタ200枚を実物大・見開きで掲載。現代語訳、作者の略伝、語注を付し、歌の秘密やエピソードなど、その魅力をわかりやすく解説しました。
?目 次?百人一首の成り立ち 久保田 淳 光琳歌留多について 百人一首 1 秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ 天智天皇 2 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山 持統天皇 3 あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む
内容説明
百人一首全100首に、わかりやすい解説や訳・語注・歌人略伝をつけ、くわしい索引を完備。光琳が残した一組の手描きかるた「光琳かるた」、上の句札に歌人の肖像画、下の句札に歌の意味にちなむ光琳特有の絵を配した200枚の絵かるたとともに味わう王朝美の世界。