新版 色の手帖―色見本と文献例でつづる色名ガイド (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 251,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784095040028
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C0070

出版社内容情報

現代生活において色は重要なコミュニケーション手段の一つです。JIS慣用色名269色を網羅した全500色を、正確な色見本で紹介する色名ガイド。古典から現代までの豊富な文献例も掲載、色の世界が広がります。

町には色があふれ、多くの色名が文字として、また、音声として飛び交っています。現代生活において、色はコミュニケーションの重要な手段となっています。色を通じてのコミュニケーションを円滑に進めるための基準の一つとして、JIS(日本工業規格)は269の慣用色名を定めました。本書は、JIS慣用色名を網羅する全500色名を、正確な色見本で紹介する色名ガイドです。 採録した多くの色名には長い歴史があり、古典文学作品から現代作家の文章まで、さまざまな文献からの引用文が添えてあります。その時代、その作者がイメージしたであろう色に思いをはせることで、さらに色の世界が豊かに広がります。

内容説明

古典作品から現代作家の文章まで豊富な文献例で広がる色の世界。

目次

和色名(赤系の色;橙・茶系の色;黄系の色;黄緑系の色;緑系の色;青緑系の色;青系の色;青紫系の色;紫系の色;赤紫系の色;白・灰・黒系の色)
外来語色名

著者等紹介

永田泰弘[ナガタヤスヒロ]
1936年島根県生まれ。山口大学工学部卒業後、大日精化工業株式会社入社。合成樹脂着色技術を研究し、1968年からカラープランニングセンターに勤務。現在同社代表取締役。環境色彩計画等、色彩設計に携わる。日本色彩学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Romi@いつも心に太陽を!

19
新版は500色の色見本と文献例、CMYK表示、外来語色名の表記と参考にするには最適の一冊。江戸紫と京紫の違いが感覚として「分かる」のが不思議。秘色という色(青磁の器の色)由来の分からない相思鼠(やわらかい紫みの青)なんて不思議な色もあり、興味深い。2010/11/15

あおい

8
色を眺めているだけで楽しいし色の名前って綺麗だな〜と思いながらページをめくりました。紅梅とか山吹とか見ると十二単を想像する。ブーゲンビリア、スカーレットなどの外来語色名も。2023/10/04

sakai

1
大学時代に資料に買った本。当時は気にもとめなかったけど、文献例が地味に面白い。まさかこの本から読みたい小説が発生するなんて思いもしなかった。2014/08/16

ようかん

1
ページを開くだけで色の世界に浸れるお手軽な一冊。文献例からこの色の特性や奥行き、幅がわかりやすい。2012/06/30

りんな

0
古本屋さんで見つけた一冊。色の名前や成分の解説だけでなく文献まで載っている面白い本。和名だけでなく外来語色名も。

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