小学館ライブラリー<br> 古代日本の航海術

小学館ライブラリー
古代日本の航海術

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  • サイズ A6判/ページ数 251p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784094600339
  • NDC分類 557.3
  • Cコード C0321

出版社内容情報

航海術の研究成果をもとに、古代史の謎に挑む! 航海術的位置測定による邪馬台国九州説や遣唐使船の構造など、大胆な仮説をたてて立証します。

航海術を専攻する理科系の学者が、日本の古代史に挑戦。『古事記』『日本書紀』にあらわれる理解できない船の名前、地名などを古代ポリネシア語で次々と解明する。また邪馬台国の位置も、実際的な豊富な実験から追求し、九州説に重みを加えた。徐福の渡来や、遺唐使船の航路や構造などを航海術の理論から解明し、海は文化の流れの障害なのではなく、文化のハイウェイであったことを立証した。

内容説明

『古事記』や『日本書紀』にみられる理解できない船の名前や地名などを、古代ポリネシア語で次々と解明。豊富な実験で古代史の謎に挑み、海は文化の流れの障害物ではなく、むしろハイウェイであったことを立証。

目次

1 古代航海の伝説
2 黒潮文化の流入
3 マナシカタマ小舟論
4 軽野論と古代の造船地
5 語源について
6 黒潮文化の流入と沖縄
7 古代人の海上移動
8 日本をとりまく海況と海流
9 日本近海の気象状況
10 古代日本の航路
11 古代の造船事情
12 島伝いの海上の道
13 航海術的倭人伝の解釈
14 古代航海計器
15 古代人と潮汐
16 遣隋使・遣唐使
17 航海技術のあけぼの
18 朝鮮半島や唐以外との交流
19 船にまつわる祭事
20 古代航海術