小学館ライブラリー<br> 土地の神話―東急王国の誕生

小学館ライブラリー
土地の神話―東急王国の誕生

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  • サイズ A6判/ページ数 395p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784094600308
  • NDC分類 916
  • Cコード C0395

出版社内容情報

関東大震災の復興事業の陰で、小私鉄・目蒲電鉄を率いる五島慶太は、土地の転売や株の買い占めで、着々と路線を拡大していった。鉄道を線の事業ではなく、面の事業として成功させた東急王国の謎をさぐるドキュメント。

目次 第一章 田園都市という夢 第二章 不動産業の原型をつくった男 第三章 理想と現実のコントラスト 終章 聖なる森の物語 あとがき 解説< 参考文献

内容説明

田園都市構想の舞台裏で、着々と基盤を築く五島慶太。知られざる東急王国の隠されたルーツとは?衝撃の大作『ミカドの肖像』の続編ともいうべき、著者渾身の追跡ドキュメント。

目次

第1章 田園都市という夢
第2章 不動産業の原型をつくった男
第3章 理想と現実のコントラスト
終章 聖なる森の物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょ~や

2
猪瀬さんの本は分厚くてもスラスラと読める。調べ尽くされた中身も面白いし、書き方のテンポも良いのだと思う。2019/11/19

snzkhrak

2
引き続き、裏・日本不動産業近代史。土地がまず先にあって、土地の価値を上げるために鉄道を引いたり、大学を誘致したり。人がいるから鉄道を引いたのではなく、その逆。なるほど不動産業ありき。小田急や京王を含めたかつての大東急。吉祥寺、八王子、町田と一見なぜ?と思う所に東急の店があるのはその辺りの名残か。2012/03/21

ななっち

2
「ミカドの肖像」は西武の話でしたが、今回は東急グループ、田園調布と鉄道の発展を絡めたお話でした。田園調布の都市開発がその理想と現実の桎梏で難しかったということは「東京の都市計画」で読んできましたが、「東京の都市計画」が行政計画の学術的な検証に近い内容であったのに比べ、この本は五島慶太や不動産開発の日本における現状を含め、もう少しリアルな人間模様、時代の流れといった、極めて泥臭い内容を書き綴った内容です。英国の田園都市構想と日本のまちづくりの思想の違いといったものも考えさせられる本ではありますね。2012/01/22

なんと

1
92/03/202015/12/23

なかじ

1
東急電鉄の発展の歴史。この本は目次がなくて読みにくかった。これまで東京都副知事としてメトロと都営地下鉄の統合という問題に取り組むキッカケになった本。30年も昔に注目していたなんてすごい。猪瀬さんのノンフィクションをもっと読みたくなった。2012/12/19

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