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内容説明
２１世紀、エスパーは増え続けていた。国内でわずか３名の超度７エスパー、薫、葵、紫穂は、１０歳にして超能力支援研究局の特務チームに属する『ザ・チルドレン』。性格に若干難のある彼女たちを指揮するのは、若き天才科学者皆本光一。東京湾に発生した巨大竜巻を、いつものようにその能力で鎮めた彼女たち。だが、事件は終わらない。低超度能力者の連続誘拐、関東国際空港を襲う砂嵐。そしてバベルが、崩壊する―！？ＴＶアニメ放送中の「サンデー」人気連載に、業界随一の実力派作家三雲岳斗が完全オリジナルストーリーで挑む。
著者等紹介
椎名高志［シイナタカシ］
漫画家。１９８９年『Ｄｒ．椎名の教育的指導！！』でデビュー。１９９２年、『ＧＳ美神極楽大作戦！！』で、第３８回小学館漫画賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴよの助
20
面白かった！久しぶりに小学生の薫達に会えました。本編と同じくらい楽しめました。薫達の技名が小難しい感じになっててそれはそれでかっこいいなと。最終的に悪い奴は捕まったし、死んだ人もいなくてよかったです。漫画のノベライズの中では素晴らしい出来だと思います。2015/11/10
ピク
6
なんでこんなに検索ひっかからないんだこのタイトル．初期絶チルのノベライズ．とにかく三雲岳斗先生の器用さに唸らされる．ほぼオールスター勢揃いでありながら展開に無駄がなく、それでいて原作の雰囲気をトレースしつつ、原作のテーマ性を最後に銃の形で皆本の手に落とし込んでる．今のややこしくなった絶チルを改めて三雲先生のノベライズで読んでみたい．2014/12/05
加持 亮二
3
こういうと失礼かもしれませんが、予想以上に面白かったです。私は今まで漫画原作のノベライズ作品も幾つか読んでるんですが、あまり良い印象がないんです。勿論良い出会いだった作品も有るんですが、大体は原作を気にしてるのか小さく纏まった作品が多かった印象なんですが、本作品については原作を熟読されたようで設定も忠実ながら絶チル劇場版とも言えるような壮大なストーリーに仕上がってる事に感動しました。原作ファンじゃなくてもこれは勧められるのではないでしょうか。とても良かったです2010/04/08
よねはら
3
原作の根底にある共存問題にまでしっかり触れているのが嬉しいですね。深いところまでしっかりカバーしてるからこその完成度かと。2009/04/20
オルガ
2
絶チルのノベライズ版。最近三雲岳斗にはまっていて著作を調べていたらこの作品を見つけたので読んでみた。さすがベテランだけあって安定の筆力。原作のシリアスとギャグの兼ね合いも上手く表現できてる。お気に入りは薫の「なにがメドューサだよ、どっかの魔族のヒス女みたいな名前つけやがって」2013/09/07
