ガガガ文庫
FREEDOM―フットマークデイズ〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 277p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094510072
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“死の星と化した”地球。巨大月面ドーム都市「エデン」の中、生き延びた人々にとって最上の価値は“平穏”。「みんな好き勝手やり始めたら、エデンなんてすぐ崩壊しちまう。我慢を覚えるのもオトナへの第一歩なんだろ、きっと」「オトナってつまんないねぇ」。オトナになることに全く気乗りしないカズマ、タケル、ビス。三人の微温の日々は、謎のポンコツ三輪ビークルと出会った瞬間、制御不能の加速を始めた。日清カップヌードルのTV‐CFとの連動で話題のOVAシリーズ『FREEDOM』と対をなす青春フューチャーストーリー登場。

著者等紹介

古川耕[フルカワコウ]
1973年生まれ。横浜市出身。新米脚本家、ヒップホップやアニメのライター、ときたま構成作家やCDプロデュースも

佐藤大[サトウダイ]
19歳で、秋元康主宰のソールドアウトと契約、放送構成・作詞の分野でキャリアをスタート。ゲームフリークへの移籍を経て、翌年フリーに。その後、企画会社フロッグネーションを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チョビ

1
健康優良不良少年タケルに象徴されるように、雰囲気は「AKIRA」に似ています。ただ、タケルにしても金田にしてもキャラクターとして完成された人間です。それだけに未熟者の私にとっては「AKIRA」は理解を困難にしていたマンガでした。もちろん、それ以上の魅力のあるマンガではありますが。 この小説の主人公のカズマは読者と同じく見た目とは裏腹の未熟者、つまりタケルや金田の鏡です。一緒に歩いている感があって、まったりと話は進みますし、「AKIRA」の亜種という「(いい意味での)安易」さが込みで読みやすかったですね。2011/08/02

美脚ノッポ

0
日清のカップラーメンCMでお馴染みFREEDOMのノベライズ。タケルたちが地球に行くまでのお話。次の巻からカズマがメインの裏話になる

ジン

0
アニメ『FREEDOM』のアナザーサイド、地球に行ったタケルとビス、いっぽう月に残ったカズマはなにしてたんっていう。主人公の3人の少年たちの中心にトライシクル・ビークルという乗り物があるってこともあり、たいへん男の子っぽい物語。2015/09/21

のまぬこ

0
分かりやすく面白い。良作。アニメを見てみたくなった。2012/01/02

1_k

0
原作は全く知らないので、小説単体での評価となるが、話としてよくできている反面、古臭さが否めない。80年代の作品です、と言われても全く違和感がない。不良、バイク、月面開発。うーん、レトロ。一回りして逆に新鮮に感じるまではいっていない。メガゾーン23からロボット分を引いたような印象。作者は小説は初めてということだが、脚本家の描いた小説に見られる欠点もなく、十分通用するレベル。そのあたりは素直に感心した。2011/10/10

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