小学館キャンバス文庫<br> 夢埋みの郷―封殺鬼シリーズ〈16〉

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小学館キャンバス文庫
夢埋みの郷―封殺鬼シリーズ〈16〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094303261
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

国士安定の願いを込めて、古の人々が建立した各地の寺社。それらの中の諏訪大社と鹿島神宮が何者かの策略によって骨抜きにされようとしている。二匹の鬼、弓生と聖は、その新たなる敵に挑戦。戦いが再び始まる!!

内容説明

古来、人々は国土の安定と自らの平安を願って、全国各地に神社仏閣を建立してきた。それは各時代の為政者たちの務めでもあった。だが遠野の異変以来、信州・諏訪が乱れ、ついに、鹿島神宮が十月初旬の台風によって破壊された。それは、風封じの祭りを行なってきた諏訪が荒らされたからだ。諏訪の担当は秋川家。佐穂子は信州へと飛んだ。だが佐穂子を待っていたものは、奇妙な事件の連続であり、それは、新たなる戦いへの序章でもあったのだ。再び、鬼の活躍が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

8
封殺鬼シリーズ、第十六作目。随分日にちが空いてしまいました(o^∇^o)。短編集を挟み前々作で”御景家の三吾”がメインだった遠野編が決着。この作から”秋川家の佐穂子”がメインの信州編がスタートです。私の実家が諏訪なので、随分楽しんで読んだ覚えがあります。地の利があるって楽しいです。柵(しがらみ)の香住四兄弟登場!もう大好きです(*´∀`*)。鬼無里の鬼女紅葉とか平維盛とか、ワクワクしながら読んだことが思い出されます。奥付けを見るともう二十年前の作品なんですね、しみじみしてしまいます……。 2018/10/17

呉藍

6
早い段階で開き直っているかと思っていた(というより主要人物の中で成樹の次にサバサバな)佐穂子、ついに逃亡の巻……。でもまあ、立ち向かうだけじゃいつか折れちゃうものね。無神経ド鈍い鬼相手じゃあ、佐穂子だって疲れますww それにしても順番通りに悩んでいくのね(笑 若いゆえの悩ましい日々を、桐子さんあたりはどう見守っているんだろうか。おっさん側近連中のビジュアルを見たいなと思ったのは私だけだろうか……だって素敵すぎませんか??2011/05/10

ぶっくlover

5
お風呂に入りながら読むのには、ラノベは最適な気がする。 シリーズ16冊目ともなると登場人物の性格にも馴染んできて、絵のないマンガを読んでいる気分です。2020/12/15

つみき

2
側近のおじさま方が、何だかもう素敵です。苦労してるんだろうなぁと思いつつも、佐穂子を大事にしてて、いいなぁと思います。最近随分影が薄かったためにうっかりしてましたが、成樹も相当大変な立場なんだってことをこの巻で思い出しました。そして、桐子さんの虎の巻がとてもいい。2011/08/10

☆CHIKO

2
遠野編に続いて鬼無里編です。今回は佐穂子が主役。いや、個人的に佐穂子と三吾のカップリングもありえると思うのですが、駄目ですかね(笑) ちなみに鬼無里は、個人的に思い出がある土地なので、別の角度からも読めてワクワクしました。2011/04/13

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