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出版社内容情報
聖が死んだー。それは、弓生に測り知れないショックを与えた。そんな彼に滝夜叉が、聖は死んでなく、道満の術で魂と肉体が分離状態にあることを告げる。聖の術を解くことを、弓生は神島達彦に頼むが受け入れられない。弓生はついに“本家”との決裂を決め！？
道満によって殺されたと思われた聖が生きていた！！しかし、それは術によって肉体が凍結され、魂が分離した状態であるという。怨鬼と化した弓生は、復讐のため道満の本拠を衝く。壮絶な戦いが開始されるが！？
内容説明
“聖が死んだ―”千年もの長い時を、共に過ごしてきた弓生にとって、それは、測り知れないショックであった。だが、九天地会の本部に呼び出された弓生を待っていたのは、滝夜又だった。彼女は弓生に、聖が死んでいないこと、盧屋道満の術によって肉体が凍結され魂が分離した状態にあることを告げる。聖を元に戻すために弓生は三吾と共に「本家」の神島達彦を訪れ、道満の術を解くことを頼むが、達彦に受け入れられず、ついに「本家」との決裂を決めた。怨鬼と化した弓生は、復讐のために道満の本拠を急襲するが。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひなた*ぼっこ
4
桐子きた。鵺子しか知らないから年齢にちょっと驚いたけど、(何分鬼等はいつでも変わらないので)なるほどこの時間軸かと納得。色んな桐子が知れるのかと思うと楽しみ。シリーズものだから不安はなかったけど、千年の絆は重いな、と。2018/06/14
KYON
4
そーだった！ここで桐子様来るんだった！桐子様のおかげで息を吹き返した聖。無事に弓生とも会えてよかった。それにしても、聖、お前って奴は‥‥ww 三吾も達彦の前で「御景を継ぐ」って断言したけど、無かったことにしようとしてるしww しかし、死んだと思った聖を思い、自失した弓生を心配し、悲観に暮れる佐穂子も心配し、成樹の事も‥‥一番あちこちに気を使って心を痛めてたのは三吾だったんじゃ？でもコレも「貧乏くじ」の一言で済まされちゃうんだよねwwさ、これでやっと次巻は道満との対決だ！2015/10/22
海星梨
3
昭和の当主・桐子さまきた！きーたーよー！七巻ででてくるんだ。脳死で一気読みしてるので、六巻のあとがきで「えーだれだろ？」ってなってた笑 一気読みしてる読者も脳ミソ空っぽですさっき読みながら歩いてて階段踏み外したし笑 次で終わるらしいけども今日は一旦寝ます。聖があっけからんと甦ってくれたので爽快。始めて読むはずなのに、懐かしさがあるのは、二人の関係がずーっと変わってないからだろうなぁと思いつつ。ところで、令和の彼らをみることはできないんでしょーか？2020/05/09
呉藍
3
聖が死んでなかったのはもちろん嬉しいけれど、そのおかげでユミちゃんが大爆発なんだから笑えない……京の都を恐怖に陥れた伝説の鬼ですよッ！ 絶対怒らせちゃダメな奴っていますよね、やっぱり。振り回されることが当然のようになってしまった三吾と佐穂子、このふたりがいてくれたからまだ良かったかなあ。上手い具合にやられては見向きもされない滝夜叉姫がなんとなく気の毒に思えたのでした～。2010/11/26
つみき
2
千年の重みに、ただただ圧倒されるばかりでした。なんていとしい鬼達なんだろう。かんにんなって謝る聖が、ちゃんとずっとユミちゃんの傍にいられたらいいなぁと思います。2011/05/30
