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パレット文庫
帝都夢幻道〈前編〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094215212
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

妖魔退治に全力を尽す術者たちの変幻の活躍

舞台は大正時代、関東大震災前夜の東京。帝都を徘徊し、人に害をなす妖魔を研究・撃退する政府直属の極秘組織「怪奇事象研究室」。ふとした事から、この機関に入った少女能力者・卯月千代の活躍を描く波瀾の伝奇物語

内容説明

帝都を徘徊し、人に害をなす妖魔怪異を研究・撃退する政府直属の極秘組織『怪奇事象研究室』は、明治初期の発足以来、首都の安寧に努めていた。大正十二年初め頃の術者は…妖物を見つけ出す見魔師・須磨由弥、二十歳。それを捕縛する縛魔師・三宮悠太郎、十八歳。縛した妖物を滅する破魔師・卯月千代、十六歳。さらに強大な力を持つ、千代の師匠で初恋の相手、渡海晴久(二十二歳)は妻を妖物に殺され腑抜け状態。妻は天羽政仁室長(二十八歳)の妹だった。人間界と魔界の遮断を図る威圧的な天羽に反発する須磨は、ひょんなことから魔性と噂される吉原一の花魁・六花と恋仲に…。

著者等紹介

高瀬美恵[タカセミエ]
7月31日、東京生まれ。91年、『クシアラータの覇王』(講談社ホワイトハート)でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柏葉

3
コバルト文庫にありそうだけれど、コバルトよりちょっと上の年齢向けの、大正浪漫+妖怪退治の話。主人公は女学生であり、妖怪退治の仲間は彼女より年齢が上なので、登場人物の年齢層は高め。物語は進むものの、山場はまだこれからの模様。2012/11/04

1
前半はキャラ出しと相関図確認なイメージ。相変わらず相関図を洗いながらも話が動き出すのは後半からだけど、全体的に当時の地理をよく調べてあるらしく、地名と移動時間に違和感が無い。もしあったら当時の地図と並べて読みたい感じ。しかし、吉原はもう少し調べて欲しかった感w2009/05/28

末森咲夜

0
大正時代・女学生・退魔物と気になるキーワードも入ってますが、ひとまず高瀬作品だし、と思って購入しました。高瀬節だなぁ、と思う話でした。さくさく読めます。ひねた子、まっすぐな子、おとなしめな子と青少年が紆余曲折しながら突っ走るお話だなぁ。大人は大人で過去に縛られてたりするけど…。キャラは和歌ちゃんが良かったですな。あんな外見で実は…という所とか。高瀬作品としては自信持って面白いよ!と言えます。シリアスとギャグの配分が巧いです。【個人蔵書・新刊購入】2007/06/03

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