出版社内容情報
良くも悪くもソニーは注目を集める企業だ。日本代表として、高いブランドイメージを保つが、実態はどうか。2003年春の「ソニーショック」の裏にある実態を克明に描きつつ、同社の栄光と蹉跌から学ぶ、ビジネスマンの「実用書」
良くも悪くもソニーは注目を集める企業だ。日本初のトランジスタラジオに始まり、そのモノづくりは常に世界の最先端を走ってきた。現在も日本代表として、高いブランドイメージを保つが、実態はどうか。2003年春の「ソニーショック」、つまり株価急落の裏にあるのは、モノづくりの基本を見失った姿勢ではないのか。ソニーOBの著者が、異色な社風の功罪を説き、現在の社内の実態に斬り込んだ。同社の栄光と蹉跌から学ぶ、ビジネスマン必読の書。●文庫書き下ろし
内容説明
良くも悪くもソニーは注目を集める企業だ。そのモノづくりは常に世界の最先端を走ってきた。現在も日本代表として、高いブランドイメージを保つ。その「常識破り」の企業戦略の裏には、日々社内で戦わされている熱い議論と、他社から見れば「非常識」とも言える仕事術があった。しかし、二〇〇三年春の「ソニーショック」、つまり株価急落と大規模リストラで、神話にもかげりが見える。もはやソニー流仕事術は限界なのか。ソニーOBの著者が同社の栄光と蹉跌を徹底分析した、本邦初の「ソニー実用書」。あなたは「この非常識な仕事術」を、毒にするか薬にするか―。
目次
第1章 毒にするか薬にするか―ソニー流仕事術
第2章 薄れゆくソニーのDNA
第3章 上手に自己表現できる者が勝つ
第4章 「ソニーな人」は「できる社員」といえるのか
第5章 名経営者たちの「異色な」マネジメント術
第6章 企業ブランドを高めたソニーマジック
第7章 他社にはない「ソニーの常識」から何を学ぶか
エピローグ―“ソニー維新”を断行し、「らしさ」を回復せよ
著者等紹介
城島明彦[ジョウジマアキヒコ]
1946年三重県生まれ。作家。早稲田大学第一政経学部卒。東宝、ソニーを経て執筆活動に入る。『けさらんぱさらん』でオール読物新人賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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