出版社内容情報
2003年、江戸開府400年を迎えた。本書第一部では、江戸・東京の歴史を物語る貴重な資料や復元模型を展示している江戸東京博物館を通して、各時代の政治経済や文化、娯楽、庶民の生活を振り返ることができる。そこには、日々の生活を楽しみながら生きる人々の元気な姿があった。第二部では、“幕府のしくみ”や“江戸の食文化”“女性のオシャレ”“江戸の歌舞伎”“昭和のくらし”など江戸・東京を楽しむためのとっておき話11篇も収録している。●文庫書下ろし
内容説明
第一部では、約九〇〇〇平方メートルの広大な常設展示室を紹介。ここでは実物大の復元建造物や縮小模型、映像、さらには屏風絵や浮世絵版画、錦絵などが数多く展示され、江戸開府以来四〇〇年にわたる人々の生活を楽しくそして詳細に知ることができる。さらに震災、火災、戦災などによる数度の危機に瀕しながらも逞しく再生し続けた都市の姿も見ることができる。第二部では第一線の研究者が寄せた、「幕府のしくみ」から「江戸の食文化」「江戸の歌舞伎」「女性のオシャレ」「明治の街並み」など、江戸・東京をさらに詳しく知ることができる十一の講座を特別収録。
目次
第1部 江戸東京博物館を楽しむ(江戸ゾーン;東京ゾーン;通史ゾーン)
第2部 江戸・東京の歴史に出合う(幕府のしくみ―幕府政治の特質と将軍・大名・武士の生活;都市と住まい―江戸の都市計画と庶民の住まい;江戸の食文化―料理は江戸に限る―食のクロスロード;江戸の裁判制度―一〇両盗めば首が飛ぶ!刑罰の実態 ほか)
著者等紹介
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年岡山生まれ。東京大学大学院卒業。文学博士。専攻は日本近世史。現在、東京大学史料編纂所教授。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社)が、第四〇回日本エッセイスト・クラブ賞受賞
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感想・レビュー
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えぬ氏もわるよのぉ
zuccalove
zuccalove
Ayumi Shimojoh
めぇ