出版社内容情報
ライカからミノックスまで写真満載の渾身のエッセイ。
「ライカが記憶に焼きついて剥げないのは、もう体の一部になっているからである。ライカは、私の眼であり、手である」半世紀以上にわたって世界のカメラ界に君臨したドイツ。そのドイツカメラ全盛時代に渡独した科学者・佐貫亦男が、ドイツの匂いを嗅ぎ、こよなく愛したドイツを、ドイツカメラを、歯に衣着せぬ論評で綴った。エクサクタ、ミノックス、ロボット…etc、メジャーから稀少品まで総登場。豊富な写真資料にも注目。
内容説明
こよなく愛したドイツカメラを、その全盛時代に渡独した科学者・佐貫亦男が、歯に衣着せぬ論調で綴る渾身の痛快エッセイ。大人の少年誌『ラピタ』の連載に未発表原稿を加え、ドイツの匂いが溢れる読み物になった。ライカ、コンタックス、ローライ、ビテッサ、エクサクタ、ミノックス、ロボット、マキナ…etc。メジャーから稀少品まで総登場。豊富な写真資料にも注目。
目次
いまさらライカ
コンタックスならでは
エクサクタ、素晴らしき革新と自殺
ネコもシャクシもスーパーシックス
私のバルディナ
箱との闘い
ローライフレックスとイコフレックス
ローライの消滅
ローライ収集家の資格
幼児の視角〔ほか〕