出版社内容情報
世界に技術と日本を知らしめたソニー創業者の信念。
盛田昭夫は井深大とともに創業したソニーを世界のソニーに育てあげただけでなく、日本という国名とその技術を世界に知らしめた人物でもある。「自信のあるような顔をしろ」「ブランドは企業の生命」「よい製品は安くなくていい」「違う人間とこそ対話しろ」「研究費に予算はない」……。彼がなにを考え、発言し、どう行動したかを見直すことによって、混迷の時代に進むべきひとつの道が見えてくるに違いない。
内容説明
米誌『タイム』が選んだ、20世紀に最も影響力があった世界の経済人ら20人に、日本人でただ一人選ばれたのは、盛田昭夫ソニー前会長だった。盛田は井深とともに創業したソニーを世界のソニーに育てあげただけでなく、日本という国名とその技術を世界に知らしめた人物でもある。「自信のあるような顔をしろ」「ブランドは企業の生命」「よい製品は安くなくていい」「違う人間とこそ対話しろ」「研究費に予算はない」…。彼がなにを考え、発言し、どう行動したかを見直すことによって、混迷の時代に進むべきひとつの道が見えてくるに違いない。
目次
第1章 起業家の信念―知恵で世界を相手に商売する
第2章 ビジネスマン精神―製品をただの「発明」で終わらせない
第3章 社風の形成と人材の育成―のびる会社は「人」が基本
第4章 世界の中の日本―世界との共生を考える
第5章 人生・夢・未来―21世紀はどんな時代か
第6章 父を語る(盛田英夫)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
5
やはりと言うべきか。組織が育つ時代の人なんだと思った。だから、ソニーが世界のソニーになったんだとも。フットワークの軽さが感じられたのが、一番。そこに秘密があるように思う。2012/04/25
音樹
2
大事なことはソニーが教えてくれた。学校は遊園地ではない。2019/11/26
よしどん
2
若干ヨイショが鼻をつくところはあるが、サクッと盛田昭夫氏のことを知るには良い本だと思う。この本の中で紹介されていた『学歴無用論』や『MADE IN JAPAN』は読んでみたいと思った。最後に長男さんが語る父・盛田昭夫の印象が、それまでのものと違っていて面白かった。2016/06/23
kaede0914
1
SONY創業者の一人、盛田昭夫氏について、良くわかる著書 これが約20年前とはいえ、500円でこの内容はなかなかないと思う(濃いという意味で) 最後に昭夫氏の息子のインタビューが印象に残った2023/08/23