出版社内容情報
元気ある企業に活力の源を探る会社論。ソニー社員へのインタビューから、変化の時代に企業がとるべき道標となる法則を探る。
元気のある企業の活力の源を、いままでになかった新しい手法で探る会社論。第1弾は世界のソニー。●大賀典雄「感嘆、賞賛、敬服される会社になれ」●出井伸之「マイクロソフトに憧れることなかれ」。現職、OB、若手からトップまで、年齢、性別、職種の異なる14人のソニー社員へのインタビューから、変化の時代に企業がとるべき道標となる法則が見えてくる。世界の「SONY」の元気の秘密が見えてくる、サラリーマン必読の一冊!
内容説明
元気のある企業の活力の源を、いままでになかった新しい手法で探る会社論。現職、OB、若手からトップまで、年齢、性別、職種の異なる14人のソニー・マンへのインタビューから、変化の時代に企業がとるべき道標となる法則が見えてくる。
目次
つくる(「これがしたい」と手をあげろ;熱しやすく、冷めるな;技術の素性を見ろ ほか)
売る(叩けよ、さらば開かれん!;自信があれば、ドンドン突っ込んでいけ;セールスマンのいらない商品をつくれ)
たばねる(感嘆、賞賛、敬服される会社になれ;プロ同士の信頼を貫け;混沌を否定せず ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジェンダー
10
いろんな人がソニーの中でやりたいと思った人が集まって新しい物をを作って来た想いが伝わって来ます。井深さんにしても盛田さんにしても自分で作りたいという想いはあるが、他の人に任せながら自分もアイデアを出して共に作って行こうという連帯感があるのはソニーの強みだと思います。またホンダの本田宗一郎が自ら先頭に立っていくやり方とはまた違っているが、自分達で新しい物を創り出す方向性は同じだと思います。2013/07/18
Akira Kamioka
3
良かった頃(20世紀)のソニーが少しはわかったかな。 この本で感じた井深大氏のイメージは本田宗一郎氏とかなり似てる気がした。 そしてやはり読んでて自分の職場(上司)のダメっぷりに涙が出そうになった…w2012/08/20
Hiroshi Sugiyama
2
チト古い感があるが、勝ち組コメントが羨ましい。 やはり仕事は、役立った(だけではないが)と他人に認められて、初めて勝ちを(=価値)自己容認&満足できるのだろうと思った。 羨ましい・・・2013/04/17
T Kashima
1
セールスマンの必要のない商品を作れ。市場は調査するものではなく、創造するものだ。世界初の商品を出していたこのソニーの思想をジョブスは受け継いだんだなぁと感じた一冊でした。2015/05/04
k
1
「ソニーは変化を恐れないというか、変化は趣味みたいなものです。変化をすることが趣味みたいなカルチャーがあるのです(代表取締役副会長橋本綱夫)」。98年当時の役員から係長クラスまで14人のソニー社員へのインタビュー。創業以来50年大切にしてきたものが、15年経った今どれだけ残っているのだろうか。そんなことを考えながら読了。2012/06/17