小学館文庫<br> 『ぴあ』の時代

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小学館文庫
『ぴあ』の時代

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094088168
  • NDC分類 051
  • Cコード C0195

出版社内容情報

起業の先駆『ぴあ』創始者の熱き闘いと青春

1972年7月、映画好きのある大学生の熱い気持ちから、ある一冊の雑誌が生まれる。「どこの映画館でどんな作品を上映しているか、そこへ行く道順が誰でもわかるように書かれていたらどれほど便利だろうか」。上京して大好きな映画を観て回るときに切実に感じた”思い”を形にしたのだ。そんな思いを共有し、「なんだかわからないけど面白そう」と集まってきた仲間たちによって『ぴあ』は形をなし、魂が吹き込まれていく。書店に置いてもらうまでの苦労、人々に認知されるまでの道のり、そして情熱と縁が生み出す、会社としての発展…。その後、『ぴあ』はだれもが知る雑誌となり、チケットぴあも生まれ、ぴあ社は日本のカルチャーを代表する会社となっていく。そんな、時代とともに歩んだ『ぴあ』は2011年7月休刊。そのすべてをあますところなく書ききった熱いビジネス書。そして、何よりフィクションより数倍面白い圧倒的でリアルな人間ドラマが心に迫る一冊です。

【編集担当からのおすすめ情報】
ビジネス書であり、人間ドラマ。そして、この本を読むことは昭和から平成へのカルチャーをリアルに感じることでもあるのです。懐かしい映画や人名の数々。誰もが思わずその時代を、その時代を生きていた自分自身を懐かしく思い出すに違いありません。また、今回の表紙は『ぴあ』といえば、の及川正通氏。貴重な1冊です。解説は泉麻人氏。文庫のタイムマシンに乗って、昭和~平成のノスタルジックツアーを満喫してください。

序 章 『ぴあ』の休刊

内容説明

一九七二年七月、ひとりの映画好きの大学生の発想から一冊の雑誌が誕生した。「どこの映画館で今どの映画が観られるかわかったらなんて便利なんだろう」上京して大好きな映画を観て回るときに切実に感じた“思い”を矢内廣は形にした。彼と周囲の情熱を持つ仲間によって『ぴあ』は形となり、魂が吹き込まれていく。その後、『ぴあ』は五十万部を越える雑誌となり、チケットぴあも生まれ、ぴあ社は日本のカルチャーを代表する会社となった。そんな時代とともに歩んだ『ぴあ』の三十九年にわたる熱き人間ドラマを昭和の香りと共に書ききった一冊。読後感が爽やかな情熱ノンフィクション。

目次

序章 『ぴあ』の休刊
第1章 『ぴあ』の胎動
第2章 『ぴあ』の誕生
第3章 『ぴあ』の躍進
第4章 『ぴあ』の挑戦
第5章 『ぴあ』の成熟
第6章 『ぴあ』の時代

著者等紹介

掛尾良夫[カケオヨシオ]
1950年東京生まれ。早稲田大学卒。広告代理店を経て、キネマ旬報社入社。「キネマ旬報」編集長、キネマ旬報映画総合研究所所長、同エグゼクティブディレクターを歴任する。城西大学メディア学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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