内容説明
戦国時代を見よ!まず謎めいた北条早雲があらわれた。織田信長がいた、明智光秀がいた、武田信玄がいた、上杉謙信がいた、直江兼続もいた。江戸時代はどうだ。松平忠直がいた、天草四郎時貞がいた、大石内蔵助もいた。大塩平八郎がいた、そして幕末には高杉晋作や坂本龍馬などがあらわれたではないか。綺麗星のごとくあらわれた、英雄、梟雄、軍師たちには「歴史の段階的発展理論」など関係ない。運命にのぞみ、人間くさく立ち振る舞い、闘い、倒れ、そして日本の歴史を燦然と輝かせた。その魅力を、『逆説の日本史』の著者が、異色の武将列伝として描き出した。
目次
北条早雲―五十六歳から戦国大名に
斎藤道三―修正されたスーパースター像
松永久秀―中年をすぎて登場した梟雄
北条氏康―群雄割拠の関東を制圧
武田信玄―最強軍団の意外な弱点
柴田勝家―鬼柴田とよばれた猛将
生駒親正―豊臣政権の「監査役」的老将
明智光秀―なぜ本能寺の変を起こしたか
石川数正―ヘッドハンティングされた武将
上杉謙信―天下を取らない正義漢〔ほか〕
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年『猿丸幻視行』で第二六回江戸川乱歩賞受賞。以後作家活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gonta19
30
2009/2/13 7&yから届く。 2012/11/30~12/12 逆説の日本史で知られる井沢氏が書いた武将列伝。知ってる話も多かったが、知らないエピソードも結構あって楽しめた。昔、信長の野望をやっている時に読んでいたら、違った楽しみ方もできたかも。2012/12/12
金吾
23
広く浅く書いています。この本で興味を持った武将を他の作者で深く読むのがいいように感じました。2022/03/17
ちばと~る
11
井沢本にわ珍しく刺激が無くて残念~歴史マニアよりも一般の人向けっすね。戦国武将一号の北条早雲から幕末の高杉晋作まで『武将』を紹介してますが~吉田松陰や井伊直弼、伊達宗城とかって武将っていうのかな?井伊直弼や伊達宗城は殿様だからまぁイイとしても~松蔭は思想家だろ???すんなり読めて薄味な井沢本でしたw2012/04/09
文章で飯を食う
3
知らない人の部分はおもしろかった。知っている人の部分は食い足りない。2010/02/28
鮎川まどか@AnxAn
2
気づくと読んでた。 彼らの「戦国大戦」登場が待ち遠しい。2011/12/16