内容説明
日本の「キング・オブ・ロック」清志郎の衝撃の問題作がついに文庫化された。理想郷らしき「双六問屋」に住む男が縦横無尽に音楽への愛、社会への怒りを語り尽くす。憲法、君が代、自殺問題からレコード発禁事件まで、エピソードは多岐にわたり、七年前に発売された本とはとても思えないその文章は最高にクールでホット!それは、まるで、彼のロックを聴くようだ。また、各話の後ろに付いているオーティスやジミヘン、清志郎自身の作品について語り下ろしたレコード評も読みどころのひとつである。
目次
問屋からきた男
小部屋へ向かう道
孤独の叫び
防波堤は風の中
悪い星の下に
新しい旅立ち
リスト・バンドを残していった男
恋のダイヤモンド・リング
双六問屋へ帰りたい
エレファントラブがやってくるヤァー・ヤァー・ヤァー〔ほか〕
著者等紹介
忌野清志郎[イマワノキヨシロウ]
バンドマン。’51年生まれ。’70年RCサクセションとして「宝くじは買わない」でデビュー、10年連続武道館公演などの実績を残す。’91年RCサクセション活動休止後もソロ活動の他、俳優や絵本の執筆など活動は多岐に渡る。「初代自転車名人」として表彰されサイクリストとしても知られる。’05年にはデビュー35周年を迎えますます精力的に活動する。’06年10月、スティーブ・クロッパーをプロデューサーに迎え、ナッシュビルで録音したアルバム『夢助』発売(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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新地学@児童書病発動中
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T2y@