小学館文庫
千里眼 背徳のシンデレラ〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 652p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094081039
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

臨床心理士・岬美由紀は謎の神社の境内に、日本経済を復興させる鍵となる発明が隠されているの知る。それは友里佐知子の意志を受け継いだ鬼芭阿諛子の、国家転覆に賭ける恐るべき計画の決め手だった。紅白玉の予言や生体時計の秘密を暴き、真実に一歩ずつ近づく岬美由紀を待っていたのは、運命を根底から覆す逆転劇だった―。千里眼の系譜に決着をつけるべく、ヒロインは恒星天球教との最後の戦いに向かう。シリーズ最長となる圧倒的なボリュームと壮大な規模で描かれた著者渾身の書き下ろしエンターテインメント下巻。

著者等紹介

松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年、愛知県稲沢市生まれ。デビュー作の『催眠』を筆頭に、『千里眼』及び千里眼シリーズは全てベストセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

25
長かった・・・。遂に友里佐知子の意思を継ぐものと岬美由紀との対決の最終章って感じでした。親子二代にわたって、壮絶な人生だと思いました。ところで話は変わりますが表紙の釈由美子さん、綺麗ですね。思わず見とれてしまいました。2013/01/09

山下哲実

22
悲しい結末であった!2016/05/06

ga-ko

9
きばあゆこの教育の過程。彼女も犠牲者。 誰もが平和を望みながら、自分の名誉、名声が向上すると 自己中心的になる人ばかり。学生運動とか言葉でしか知らなかったが目的を初めて知った。 2018/02/06

Yuki

7
今回もトンデモな設定の物語を、それなりに納得させて読ませる力量はさすがだと思いました。あんなに派手な動きをしていた友里なのに、メフィストコンサルティングはなにも動かなかったのかとか、悪役があんなにあっさりと心を入れ替えることができるのかとか、所々突っ込みたいところはありますが…。上下巻でボリュームがあったけれど、思ったよりすらすら読め、楽しませてもらいました。2014/02/14

詩界 -うたか-

5
#読了 蒲生も不測の事態に対応しているが、美由紀も友里の過去の資料を読み続ける。師だった筈の友里。美由紀と蒲生のタッグにより、物語はラストへと走り出す——◆蒲生、ダビデ、鬼芭阿諛子とクラシックとの相違は大きなものとなり、ここから新シリーズが挟まった事で、よりクラシックのシンデレラを読み終えた後だと本当に新シリーズに繋がらないことを痛感した。人に奨める時の順番に悩む作品でした(。_。*)2019/11/16

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