内容説明
世の中は下卑たる言葉を垂れ流し、日本語の低俗化に拍車をかけている。いまこそ読者諸賢は、俗体な言語世界に与することなく、いつも品格を大切にするべきである―。当代きっての名文家・リンボウ先生が、大学、カルチャーセンターで行った特別講義をリアルに再現!「文章を書くことも、一つのARTである」と言い切る先生が、その法則、技術、美学を厳しく、そして懇切丁寧に指導する。人の心に届く文章の書き方から、パソコンで書く際の注意点、実例がうれしい“鬼の赤ペン添削”まで、文章力が格段に向上する納得・充実の内容。
目次
第1部 リンボウ先生の文章術講義(文字を惜しめ;文章の第一要件は「客観性」にあり;エッセイと観察 ほか)
特別講義 リンボウ先生のコンピュータ文章術―コンピュータで書くこと(コンピュータで書いてきた歴史;コンピュータで書いた方がよい文章が書ける;コンピュータはキーボードで書くのが断然速い ほか)
第2部 リンボウ先生の添削講義(朝日カルチャーセンター編;共立女子大学編;その他の作品について ほか)
著者等紹介
林望[ハヤシノゾム]
1949年東京生まれ。作家・書誌学者。慶應義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』で日本エッセイストクラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
Sansan Nag
砂
鐵尾 一郎
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