小学館文庫<br> リンボウ先生の文章術教室

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小学館文庫
リンボウ先生の文章術教室

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094080834
  • NDC分類 816
  • Cコード C0195

内容説明

世の中は下卑たる言葉を垂れ流し、日本語の低俗化に拍車をかけている。いまこそ読者諸賢は、俗体な言語世界に与することなく、いつも品格を大切にするべきである―。当代きっての名文家・リンボウ先生が、大学、カルチャーセンターで行った特別講義をリアルに再現!「文章を書くことも、一つのARTである」と言い切る先生が、その法則、技術、美学を厳しく、そして懇切丁寧に指導する。人の心に届く文章の書き方から、パソコンで書く際の注意点、実例がうれしい“鬼の赤ペン添削”まで、文章力が格段に向上する納得・充実の内容。

目次

第1部 リンボウ先生の文章術講義(文字を惜しめ;文章の第一要件は「客観性」にあり;エッセイと観察 ほか)
特別講義 リンボウ先生のコンピュータ文章術―コンピュータで書くこと(コンピュータで書いてきた歴史;コンピュータで書いた方がよい文章が書ける;コンピュータはキーボードで書くのが断然速い ほか)
第2部 リンボウ先生の添削講義(朝日カルチャーセンター編;共立女子大学編;その他の作品について ほか)

著者等紹介

林望[ハヤシノゾム]
1949年東京生まれ。作家・書誌学者。慶應義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』で日本エッセイストクラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

7
いわゆる文豪といわれる人々の文章論とは全く異なります。実務的な本で役に立つと思われる方が多いのではないかという感じがします。コンピュータで書くのにはとか、文章教室の生徒さんの文章を実際に添削されているのは書くほうとしてよりも教える立場でのさんこうになりました。2014/02/15

Sansan Nag

2
ブックオフにて本を漁っていたところ、リンボウ先生の文字が目に飛び込んできた。リンボウ先生の文章はどこかで読んだ気がするが思い出せない。表紙カバーをめくるとリンボウ先生のお写真がある。こざっぱりとした笑顔で「これ、買ってねー」と言われている気がした。それはさておき、この本には技術的なことはもちろん、文章への向き合い方などの精神論も書かれている。また、随筆とエッセイとの違いについても勉強になった。 リンボウ先生は飾らないお人柄なのかな、文章からもそんな印象を受けた。2024/02/20

2
添削の実例が分かりやすい。ただ、この講義の参加者は女性ばかりだったのかな? 女性の文章の注意点にやや重点が片寄っていました。2014/02/20

鐵尾 一郎

2
「リンボウ先生の千本ノック(曖昧)」を再読したかったのに、何でこの本が手元にあるのか?だった。最後の最後で納得できた。2012/02/25

しょ

2
生徒文章と、赤で添削したものがでてくる。わかりやすい。2010/01/01

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