小学館文庫<br> 下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん

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小学館文庫
下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094080230
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 四方八方田んぼだらけの茨城県下妻。そんな田舎で浮きまくりのバリバリロリータ少女・桃子は、大好きなお洋服欲しさに始めた個人販売で、これまた時代遅れなバリバリヤンキー少女・イチコと出会う。見た目も趣味も全く違うこの二人。わかり合えるはずはないのに、やがて不思議な友情が芽生えて……。ギャグぶっちぎり! 思いっきり笑ってほんのり泣ける爆走青春ストーリー。あの「温泉卓球」コマーシャルを撮ったCFディレクター・中島哲也氏が自ら監督を名乗り出た素敵な素敵な映画化原作!

内容説明

四方八方田んばだらけの茨城県下妻。そんな田舎で浮きまくりのバリバリロリータ少女・桃子は、大好きなお洋服欲しさに始めた個人販売で、これまた時代遅れなバリバリヤンキー少女・イチコと出会う。見た目も趣味も全く違うこの二人。わかり合えるはずはないのに、やがて不思議な友情が芽生えて…。ギャグぶっちぎり!思いっきり笑ってほんのり泣ける爆走青春ストーリー。刺激的でエンターテイメント・センスがたっぷりなコマーシャルで知られるディレクター・中島哲也氏が惚れ込み、自ら監督を名乗り出た素敵な映画化原作。

著者等紹介

嶽本野ばら[タケモトノバラ]
京都府宇治市生まれ。2000年『ミシン』で小説家デビュー。03年『エミリー』で、第十六回三島由紀夫賞候補
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいまある

92
映画も見てないし、初めて読んだ。めちゃくちゃベタで単純な話だけど、面白い!尼崎から下妻に引っ越したロリータ大好きな少女が、頭悪くて素直なヤンキーと知り合い、これまたベタな友情を築く。出てくるロリータ服(BABY, THE STARS SHINE BRIGHT)のブランドが実在のもので、この作品の映画化を機にブレイク。小説の中では代官山にしかショップがないけど、今や海外にも店舗があり、フランスでも人気らしい。後半は矢沢あいパラキスを思い出した。ロリータを貫くには友達はいらない。主人公の哲学が心地良い。2021/01/03

青葉麒麟

65
映画同様元気になれる!!しかし刺繍にも色んな種類が有るとは。2011/10/25

チアモン

60
ははっ。とても楽しく読めた。脳内は深田恭子と土屋アンナ。キャラ設定も完璧。笑いを押さえ、ニヤニヤしながら読んだ。田舎のヤンキーとロリータ。本当に二人ははまり役。爽やかな読了感でした。2019/08/05

優希

59
面白かったです。ヤンキーとロリータ、最強です。桃子もイチゴもお互いの信念は持ちつつ、友情が芽生えるのがいいなと思いました。相容れないところは沢山あれど、たった1つの「自分の信念を曲げない」という意識で結ばれているのですね。2020/08/21

た〜

58
茨城県民としては外せないかな、と思い。存分に笑った。最初の頃は、面白いながら文体に慣れなくて読みにくかったけれど、それを過ぎると止まらなくなる。県内ではあるが自分の生息地とは筑波山を挟んでかなり遠いから地域性もだいぶ違うのかな?かなり極端な地域性の表現だが、実際のところはどうなのだろう? ヤンキーちゃんのロリータ展開はやや萌え不足だけどロリータちゃんのヤンキー展開の燃えは存分に楽しめた。2014/12/12

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