出版社内容情報
ドラマ化もされた大人気シリーズ第8弾!
京都にある、しもた屋。そこは「思い出の味」を求めて訪れる人々に料理を振る舞う食堂だった。
料理人である鴨川流と娘のこいしが、思い悩む依頼人にそっと寄り添い、あたたかい料理で迎えます。
第一話 鰻丼……息子に先立たれた父
第二話 いなり寿司……待ち人は来ず
第三話 ピザ……生涯貫いた嘘
第四話 焼きうどん……山メシ、谷メシ
第五話 タマゴサンド……まわり道して今がある
第六話 豆腐飯……愛情に包まれた原点
流とこいしによる、おいしさも温もりもいっぱい詰まった料理をたんと召し上がれ!
【編集担当からのおすすめ情報】
“思い出の味、探します"
連続ドラマ化され大好評を博した「鴨川食堂」シリーズ最新作!
コロナ禍で気軽に外食できない今だからこそ、「思い出の味」がより必要とされるのかもしれません。とっておきのごちそうで、心もお腹も満たされます。
内容説明
京都正面通りを歩いていると、どこかから出汁の匂いが漂ってくる。匂いにつられてしもた屋の引き戸を開ければ、そこは鴨川流・こいし親娘が営む食堂だ。思い出の味を捜し出し、食べさせてくれる二人のもとには今日も迷い人が訪れる。息子の死に囚われ続ける父に、お詫びで送られてくる「鰻丼」、家出前日に食べた甘すぎる「いなり寿司」、夫に嘘をついた「ピザ」に、癌を宣告されたときに妻が作った「焼きうどん」。恩師との苦い思い出が詰まった「タマゴサンド」や、妹が最期に食べたいという粗末な「豆腐飯」。よりボリュームアップした、美味しいミステリー第八弾!
著者等紹介
柏井壽[カシワイヒサシ]
京都生まれの京都育ち。テレビ番組や雑誌の京都特集で監修を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ばう
ジュール リブレ
佐々陽太朗(K.Tsubota)
hiro
ひさか