小学館文庫<br> 教場〈2〉

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小学館文庫
教場〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094064797
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

シリーズ50万部!警察学校小説、最新作!

●第一話 創傷(そうしょう)
初任科第百期短期課程の桐沢篤は、風間教場に編入された不運を呪っていた。医師から警察官に転職した桐沢は、ゴールデンウイーク明けに最初の洗礼を受ける。
●第二話 心眼
風間教場では、備品の盗難が相次いでいた。盗まれたのは、PCのマウス、ファーストミット、マレット(木琴を叩く枹)。単独では使い道のないものばかりだ。
●第三話 罰則
津木田卓は、プールでの救助訓練が嫌でたまらなかった。教官の貞方は屈強な体格のスパルタ教師で、特に潜水の練習はきつい。本気で殺されると思ってしまうほどだ。
●第四話 敬慕
菱沼羽津希は、自分のことを初任科第百期短期課程のなかでも特別な存在だと思っている。広告塔として白羽の矢が立つのは、容姿に秀でている自分なのだ。
●第五話 机上
仁志川鴻は、将来の配属先として刑事課強行犯係を強く希望している。元刑事だという教官の風間には、殺人捜査の模擬実習を提案しているところだ。
●第六話 奉職
警察学校時代の成績は、昇進や昇級、人事異動等ことあるごとに参照される。美浦亮真は、同期で親友の桐沢篤が総代候補と目されるなか、大きな試練に直面していた。



【編集担当からのおすすめ情報】
シリーズ50万部突破!
週刊文春「2013年ミステリーベスト10」国内部門
第1位『教場』続編!
警察小説に新機軸を打ち出したベストセラー!
白髪隻眼の鬼教官・風間公親は、今作でも健在!

内容説明

必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩。それが、警察学校だ。白髪隻眼の鬼教官・風間公親のもとに、初任科第百期短期課程の生徒達が入校してきた。半年間、地獄の試練を次々と乗り越えていかなければ、卒業は覚束ない。ミスを犯せば、タイムリミット一週間の“退校宣告”が下される。総代を狙う元医師の桐沢、頑強な刑事志望の仁志川など、生徒たちも曲者揃いだ。その中でも「警察に恨みがある」という美浦は、異色の存在だった。成績優秀ながら武道が苦手な美浦の抱えている過去とは?数々の栄冠に輝いた前代未聞の警察学校小説、待望の続編!

著者等紹介

長岡弘樹[ナガオカヒロキ]
1969年山形県生まれ。筑波大学卒。2003年「真夏の車輪」で第二五回小説推理新人賞受賞。08年「傍聞き」で第六一回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。13年刊行の『教場』は週刊文春「二〇一三年ミステリーベスト10国内部門」第一位に輝いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

236
当方は風間教官に逢いたくて教場を読んでいるようなものです。風間教官は今回もキレッキレでした。因みに、前作程のなんかこう居心地が悪いというかなんというか、まあそんな読後感(苦笑)はありませんでした。2018/09/09

206
教場の続編。相変わらず鋭い風間公親。彼の一言一言が私の背筋をまっすぐにしてくれるようで小気味よかったです。2020/01/28

ノンケ女医長

181
入校する学生のうち、警察学校の実態を予め知っているのは、どれくらいの割合なのだろう。組織に馴染まない学生を選別し、はじき出す。冷静に考えると、非常に恐ろしい教育機関だ。あらゆる手段で揺さぶりをかけ、退校届を突き付ける教官の冷酷さが際立っていた。暴力的だし、専横的な教官に、射抜くような目で監視される若い巡査たち。読みながら、こんな学校からは一刻も早く撤退したいと思ってしまった。理不尽な暴力で退学し、6年を経て再度志願した、ある登場人物。警察への恨みを、地域の交番勤務で昇華してくれたらいいな。2023/08/12

イアン

142
★★★★★☆☆☆☆☆警察学校を舞台とした教場シリーズ第2弾。元医師の経歴を持つ桐沢は、引越の最中に警察手帳を紛失してしまう。発覚すれば即退校処分となる中、指導官・風間は桐沢の嘘を見抜き、盗難の可能性に言及するが…(「創傷」)。前作同様、一癖も二癖もある生徒たちの間で起きる事件を、風間が驚異の洞察力で見抜いていく。前作より事件のおぞましさは薄れ、冷酷さが売りだった風間の異能感も抑え気味になっている。取調べのテクニックが伏線となるなど随所に巧さは感じるものの、「日常の謎」レベルの事件が多く物足りなさが残った。2023/08/29

ハゲおやじ

129
久しぶりに続編を読む。正月番組でキムタクが風間を演じるとの事で、観てイメージが固定される前に読む。みなさんが書かれている様に 嫌な気分にさせる話は減っていた。女性警官の恋物語も出てきて驚く。風間は、洞察力が凄いだけでなく 格闘も凄い事にも驚く。最後は、卒業で締めるのは 前作同様。私には警察学校なんて 絶対に無理だと またしても実感。続けて ”0” を読みたいけど、今年(2019年)は残りわずかだから無理だな。今年は、本読み激減だったなぁ…。(クリスマスに 一人で本を読んでる私って なんだかなぁ~)2019/12/25

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