出版社内容情報
デフレ、平成不況・・・それでもヒット商品は必ずある!
「着うた」「ヘルシア緑茶」「iモード」「宇多田ヒカル」「アイボ」「千と千尋の神隠し」「S2000」「甘栗むいちゃいました」……。数々のベストセラー商品に見たヒットの条件とは?本書は単なる開発者の英雄物語にとどまらず、商品開発関係者、ライバル企業、消費者、学者などの証言をもとに、消費者や時代ニーズの分析を行い、あらゆる視点から「売れない時代のヒット術」を探る。『日経トレンディ』好評連載を文庫化。
内容説明
ついついこの商品を手にとってしまうのは何故だろう?本書は、そうしたヒット商品の本質に迫るべく、仕掛け人、開発関係者、ライバル企業、購入者への綿密な取材を通し、商品開発の発想、時代の背景、消費者の欲求の構図や世相を浮き彫りにする。「着うた」「ヘルシア緑茶」「iモード」「宇多田ヒカル」「アイボ」「におわなっとう」「甘栗むいちゃいました」「bB」「牛角」「S2000」…日本を揺るがした二〇〇〇年代のメガヒットは、こうして作られた。
目次
花王「ヘルシア緑茶」
レーベルモバイル「着うた」
スタジオジブリ「千と千尋の神隠し」
NTTドコモ「iモード」
宇多田ヒカル「First Love」
カネボウフーズ「甘栗むいちゃいました」
本田技研工業「S2000」
味の素「ごはんがススムくん」
トヨタ自動車「bB」
ソニー「アイボ」
フレシア「金のつぶ・におわなっとう」
レインズインターナショナル「牛角」
著者等紹介
長田美穂[ナガタミホ]
1967年奈良県生まれ。東京外国語大学中国語学科を卒業後、新聞記者を経て99年からフリーに。経済誌、総合誌への寄稿多数
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