小学館文庫<br> 1937南京攻略戦の真実―新資料発掘

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小学館文庫
1937南京攻略戦の真実―新資料発掘

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094057713
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

南京「虐殺」論争に終止符か!? 南京攻略戦を戦った第六師団の兵士のうち、423名の「全て陣中の作」である当時の手記が収められた資料が発見された。悲惨な戦場を転戦し続けた父や祖父ら兵士たちの「魂の叫び」に耳を傾けて欲しい。

 ついに南京「虐殺」論争に終止符か!? 「町尻部隊編 第六師団 転戦実話 南京編」には、南京攻略戦にかかわった第六師団兵士のうち423名の「全て陣中の作」である当時の手記が収められていた。苦しい行軍につぐ行軍、中国軍との激しい戦闘、斃れる戦友や軍馬への想い、市民や捕虜との交流まで、全て当時書かれていた南京攻略戦の貴重な資料だ。大虐殺はあったのか否か。戦後「悪逆非道の軍隊」と刻印を押された兵士たちの「魂の叫び」に耳を傾けて欲しい。●文庫書き下ろし

内容説明

ここに、色あせ朽ちかけたガリ版刷り上下二巻の本がある。表紙には「町尻部隊編第六師団転戦実話南京編」と書かれている。杭州湾上陸戦からの南京攻略戦にかかわった第六師団(熊本)兵士のうち、四二三名の「全て陣中の作」である手記が収められていたのだ。泥土の苦しい行軍につぐ行軍、中国軍との激しい戦闘、斃れる戦友や軍馬への想い、市民や捕虜との交流まで、全てその当時に書かれていた南京攻略戦の貴重な資料だ。大虐殺はあったのか否か。戦後「悪逆非道の軍隊」と刻印を押された兵士たちの「魂の叫び」に耳を傾けてほしい。

目次

第1章 行軍
第2章 南京攻略までの戦闘
第3章 南京陥落後の戦闘
第4章 捕虜
第5章 市民
第6章 死体
第7章 徴発と掠奪と放火
第8章 軍隊生活の悲喜こもごも
第9章 死に直面して
第10章 陣中日記

著者等紹介

東中野修道[ヒガシナカノシュウドウ]
昭和22年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学法文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。亜細亜大学教授、文学博士。西ワシントン大学客員教授、ハンブルグ大学客員研究員を経験。日本「南京」学会会長
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