出版社内容情報
「世の中を救いたい」「人の役に立ちたい」と願いながらオウム真理教の信者になっていった若者たちと向き合ってきた著者が、平凡な生活と地道な仕事の中に「生きがい」を見出した20代から30代の人々を取材。自分に素直に、だからこそ紆余曲折を繰り返しながら、福祉や救急、介護など人を助ける仕事にたどり着き、本当のやりがいを見つけた37人それぞれのドラマを丹念に描き出す。重松清氏も絶賛! 『週刊文春』好評連載が1冊に。★文庫オリジナル
内容説明
「世の中を救いたい」と願いながらオウム真理教の信者になった若者たち。そんな彼らと向き合ってきた著者が、地道な仕事の中に「生きがい」を見出した二十代から三十代の人々を取材。自分に素直に、だからこそ紆余曲折を繰り返しながら、福祉や救急、介護など「人を助ける仕事」にたどり着いた、三十七人それぞれのドラマを丹念に描き出す。
目次
第1章 いま挑戦のとき(9・11後、アフガニスタンへ飛んだトラック野郎―NGO職員・松田憲;地雷の地カンボジアで義足を作り続けた格闘技マニア―義肢装具士・佐々木伸 ほか)
第2章 天職と思い定めて(一枚の求人ポスターが、気弱な少年を強い男に変えた―救急救命士・高橋公成;お産は感動、ベトナムの僻村で取り上げた新しい命―助産師・江川うらら ほか)
第3章 迷いの果てに(薬物依存から立ち直った経験を、今度は自分が返す番―精神保健福祉士・秋元恵一郎;営業職に挫折して暗い気持ちで渡った三宅島で得た充実感―社会福祉士・金長雄二 ほか)
第4章 ここが私の居場所です(少年院の先生になって知った子どもたちの劇的な生き方―法務教官・牛久真理;局アナを目指していた短大生が失語症患者の“女神”になった―言語聴覚士・原田有紀 ほか)
著者等紹介
江川紹子[エガワショウコ]
1958年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。神奈川新聞社記者を経て、フリージャーナリスト。95年、一連のオウム真理教報道で菊池寛賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
長野県高校図書館クラブ
みほ
Humbaba
るい
yoshi41101