小学館文庫<br> 人を助ける仕事―「生きがい」を見つめた37人の記録

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小学館文庫
人を助ける仕事―「生きがい」を見つめた37人の記録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094055320
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「世の中を救いたい」「人の役に立ちたい」と願いながらオウム真理教の信者になっていった若者たちと向き合ってきた著者が、平凡な生活と地道な仕事の中に「生きがい」を見出した20代から30代の人々を取材。自分に素直に、だからこそ紆余曲折を繰り返しながら、福祉や救急、介護など人を助ける仕事にたどり着き、本当のやりがいを見つけた37人それぞれのドラマを丹念に描き出す。重松清氏も絶賛! 『週刊文春』好評連載が1冊に。★文庫オリジナル

内容説明

「世の中を救いたい」と願いながらオウム真理教の信者になった若者たち。そんな彼らと向き合ってきた著者が、地道な仕事の中に「生きがい」を見出した二十代から三十代の人々を取材。自分に素直に、だからこそ紆余曲折を繰り返しながら、福祉や救急、介護など「人を助ける仕事」にたどり着いた、三十七人それぞれのドラマを丹念に描き出す。

目次

第1章 いま挑戦のとき(9・11後、アフガニスタンへ飛んだトラック野郎―NGO職員・松田憲;地雷の地カンボジアで義足を作り続けた格闘技マニア―義肢装具士・佐々木伸 ほか)
第2章 天職と思い定めて(一枚の求人ポスターが、気弱な少年を強い男に変えた―救急救命士・高橋公成;お産は感動、ベトナムの僻村で取り上げた新しい命―助産師・江川うらら ほか)
第3章 迷いの果てに(薬物依存から立ち直った経験を、今度は自分が返す番―精神保健福祉士・秋元恵一郎;営業職に挫折して暗い気持ちで渡った三宅島で得た充実感―社会福祉士・金長雄二 ほか)
第4章 ここが私の居場所です(少年院の先生になって知った子どもたちの劇的な生き方―法務教官・牛久真理;局アナを目指していた短大生が失語症患者の“女神”になった―言語聴覚士・原田有紀 ほか)

著者等紹介

江川紹子[エガワショウコ]
1958年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。神奈川新聞社記者を経て、フリージャーナリスト。95年、一連のオウム真理教報道で菊池寛賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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長野県高校図書館クラブ

2
オウム真理教の信者とその犯罪を追い続けたジャーナリストの江川紹子が、「人を助ける仕事」についた若者たち37人に取材し、週刊誌に連載していたものが文庫になりました。自分のやりたいことが分からずに、生きがいや居場所を探す若者たちに読んでもらいたい。同じように紆余曲折を繰り返しながらも、「人を助ける仕事」につき、地道な仕事の中に生きがいを見つけることができた若者たちがいる。 2017/01/03

みほ

2
借金苦から逃げた社長のあと…ヘラ一つで義手作りを成していった女性や、元ヤンチャ(そう)だった人が書士や精神科看護師になっていたりと、本当に尊敬します。最近、自分のこれまでの人生をよく振り返るようになり、自分の使命とはなんなのだろうと考えています。社会や人のために貢献できなければ、意味がないのではないか…と。2014/07/17

Humbaba

1
人を助ける。その目的は同一であっても、実現するための方法は一つではない。それぞれの人が、自分お考えた方法で人を助けている。そこには絶対の正解はなく、どの人も自分のやり方で人を助けている。どのような仕事であれ、それに対価を払っているということは誰かを助けているということでもある。しかし、同じ仕事をしていても、意識しているかどうかで自分が得られる満足は大きく変わるだろう。2013/06/03

るい

1
今荒んだ生活をしていたり、将来の夢がなかったりする中高生にこそ読んで欲しい。強く強くそう思った一冊。この本に出てくる「人を助ける仕事」をしている37人は、その仕事に出会うまで、皆、紆余曲折している。まっすぐ就職したけれど転職した人、幸せな家庭に育ったのに満たされない思いをしてきた人、中学から酒を飲み薬物に溺れていた人、勉強が嫌いで退学をした人。様々な人生を歩む中で、自分が「これだ」と思える仕事に出会い、今も一生懸命働いている。知らない職業もたくさんあった。いろんな人の生き方を知り、とても刺激になった。2013/08/01

yoshi41101

1
あとがき「生きている限り、人は、大なり小なり決断をしなければならない場面に直面する。そうした場面は、自ら作り出すこともあれば、偶然出くわす場合もある。その時に、周囲に流されたり、決断を先送りにしたとしても、それは当人が「流される」「先送りにする」という判断をしているのだ。」といえる著者も、この本に出てくる若者と同様、苦闘しながら自分の道を選んで進んでいったのだろう。様々な仕事についてがんばっている若い人の言葉はいいねぇ。働くことは自分を捜すことじゃなくて、自分を作っていくことなんだよなぁ。2010/08/13

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