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小学館文庫
スキッピング・クリスマス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094054040
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

リーガルサスペンスの巨匠ジョン・グリシャムが、ハート・ウォーミングなホームコメディーに挑んだ異色作。感謝祭直前、今年はクリスマスを海外ですごそうとした会計士が巻き起こす大騒動。この決断は町中に大きな波紋を投げかける。各種寄付金集め、恒例のパーティー、町内一丸のクリスマスデコレーション・コンテストなどなど。数々の嫌みや妨害をはねのけ、明日は出発というクリスマスイブの朝、事件が……。

ジョン・グリシャム[ジョングリシャム]
著・文・その他

白石 朗[シライシ ロウ]
翻訳

内容説明

リーガルサスペンスの巨匠ジョン・グリシャムが、ハート・ウォーミングなホームコメディーに挑んだ異色作。感謝祭直前、会計士ルーサーとその妻ノーラは、海外ボランティアに行く一人娘を見送り、ふたりきりになった。これを機にルーサーは、今年はクリスマスを「スキップ」しカリブ海旅行に出かけようとノーラに提案する。だが、この決断は町中に大きな波紋を投げた。各種寄付金は?恒例のパーティは?町内一丸のクリスマス・コンテストはどうする?数々の妨害やプレッシャーをはねのけ、明日は出発というクリスマスイブの朝、大騒動が…。

著者等紹介

グリシャム,ジョン[グリシャム,ジョン][Grisham,John]
1955年生まれ。ミシシッピ大学ロースクール卒業。弁護士、ミシシッピ州下院議員を経て作家活動に入る

白石朗[シライシロウ]
1959年東京生まれ。早稲田大學文学部卒業。出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@80.7

50
アメリカ人にとってクリスマスをスキップするのは一大事!会計士ルーサーは一人娘が長期海外ボランティアにいって仕舞ったため、妻のノーラとクリスマスはカリブ海クルーズを遂行するため、今年はクリスマス行事をスルーする計画を立て実行するのだが…。町内会や数々の取り立てのような募金係からも白い目で見られるも、じっと我慢。家計を圧迫するクリスマス散財から解放されると思われたイブ当日、思いもよらない事体が旅行のため日焼けサロンに通ってた夫妻に降り掛かる。クリスマスはビッグイベントなんだなぁ~心温まるメリークリスマス。2020/12/12

kun-kun

4
グリシャムが書いた、クリスマスをボイコットしようとした夫婦を描いた皮肉たっぷりのコメディー。日本で言うなら、年末年始を海外旅行に行って、大掃除も紅白も年賀状もおせちもお年玉もお墓参りもなし!って感じかしらん。ってなぜかお正月明けに読み始めてしまった天邪鬼なわたし。たいした内容じゃないのに、さくさく読めるのはさすがグリシャム!なのかな。2010/01/07

3
グリシャムだからと構えすぎたかも。周り近所からの同調圧力がぐいぐいかかってくる導入〜中盤は、わりと面白く読めた。残念ながら、「クリスマスにまつわるバカ騒ぎや浪費をスキップしたい!」という設定や心理を面白がる層が期待するようなラストではない。2013/06/11

ありあり

2
ご近所の目を気にして右へならえ、なんて日本だけの話しかと思ったら、なんとここでも。しかもチャリティーの意味も持ち合わせているから難しいですね。何度読んでもおもしろい。 2013/01/07

ず〜

1
クリスマスの心温まるお話。アメリカってもっと個人主義的だと思っていたので同調圧力の強固さに、意外と田舎の村社会みたいなんだなあと驚いた。クリスマスをやらない=他宗教=よそ者、みたいな図式なのだろうか?2020/12/22

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