小学館文庫<br> 拒否する教室

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小学館文庫
拒否する教室

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  • サイズ 文庫判/ページ数 315p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094042931
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

“当節怪談事情”と銘打った赤川次郎氏傑作ホラー、待望の文庫化。現代恐怖小説、表題作ほか「千一夜」「閃光」「魅せられて」の4話収載。今の世、のぞいてみれば、なんとこわいことが多いことか!

 現代の恐怖を描いた赤川次郎氏の“当節怪談事情”シリーズ待望の文庫化第1弾です。表題作のほか「千一夜」「閃光」「魅せられて」の4話収載。共通するテーマはずばり男と女の恐怖譚。“なんか世の中ヘン”といわれるような事件が現実に起きている今、推理小説のみならずホラー小説の傑作を数々送り出してきた著者が、その恐怖の核心を描く連作集です。解説・山前譲

内容説明

世の中、ほんとうに、こわいことばかり…。日々起きる事件、事故、人々の想像を超えた恐怖が蔓延している。恐怖の深淵を描いた“赤川ホラー”伝説の傑作待望の文庫化である。

著者等紹介

赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡市生まれ。桐朋学園高校卒業後、1976年『幽霊列車』でオール読物推理小説新人賞を受賞。「三毛猫ホームズ」や「三姉妹探偵団」などの大ヒットシリーズはじめ数々のベストセラー作品を著す
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

75
やや怖い系4話。 拒否する教室、 閃光、 魅せられて、 千夜一夜。 どれも怖い話で、読んでいるときは、ちょっといやな気持ちにもなったが、 読み終わったら、すっかり忘れてしまった。 「魅せられて」は、恐ろしい、怖い、嫌な話ですが、 最後は赤川次郎らしい終わり方で、いやな気持ちを薄らげている。2011/09/04

ポップノア@背番号16

68
ホラー短編集。凝った設定では無いので読み易かったけど、ファンタジー色が強すぎて感情移入までは至らず。それでもSF風味の「魅せられて」は重苦しい展開で、赤川さんの奇才ぶりを実感した。あとがきの解説者さんが「異能者物」と分類する本作は、連続する少女行方不明事件の容疑者が特殊能力者。まさか文芸小説でそれを用いるとは思わなかったし、そもそもその能力が有ったら捕まらないんじゃない?ってツッコミは置いといて、最後の1ページ迄ハラハラ。容疑者に狙われるしおりは、グラビアアイドルの割には落ち着いているが、魅せられた。2020/12/10

鍵ちゃん

14
世の中、本当に怖いことばかり。日々起きる事件、事故、人々の想像を超えた恐怖の深淵を描いた「赤川ホラー亅 我々は人間社会のすべてを、そこに住む人々をすべてを見通せるわけではない。都会の街角なのが、公園の片隅なのか、人間の心の奥底なのか…。2021/03/11

山下哲実

10
図書館本にて読了。4作品のオムニバスで その中でもタイトルにもなっていた作品が 私は面白かったです。2022/10/23

読み人知らず

3
現代的な怖い話。千一夜は新しい赤川次郎がみれたと思う。こんなのもかけるんだな。2015/04/08

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