出版社内容情報
人類の失われた記憶を探す旅が始まる。
"ジャーナリストの経験で培われた、行動力と情報収集力を駆使しながら、時には危険を冒して、古代文明の遺跡を訪ねる旅を続ける著者、グラハム・ハンコック。16世紀の古地図、中南米に点在する古代遺跡、その地に伝わる数々の伝説を調べていくうちに、彼は人類がもうひとつの文明を""記憶喪失""していることに気付き始める。これまでの古代史解釈をあらたな角度から見つめ直した世界的ベストセラーの文庫化。解説・井沢元彦。"
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Keico oga
1
今更感なきにしもあらずではあるんだけれど、物語としてはロマンがあるよなぁと。こういうの嫌いじゃないです。2016/08/01
天吾
1
世界に点在する古代遺跡は、現在言われているより更に何千年も前の遺産だという。 オーパーツと呼ばれる、謎に満ちた古代の遺産を興味深く、独自の視点で説いている。 信ぴょう性は2の次にして、俺はこういう話題が大好きで。 この上下巻を見て、ペルーのインカ遺跡や、メキシコ、グアテマラのマヤ遺跡を旅したのは、旅を何倍にも楽しいものにしてくれた。
toshibowdayo
0
今となってはその信憑性はあるのかな?唐突に思い出してしまったもんで。物語としてはかなりエキサイティングだったのを記憶しいる。やっぱりね、こう言うの大事でやんす。ロマンがあるから。2015/09/18
Kazuhiro Kurimoto
0
職場の先輩から貸してもらって読んだ本。インカやマヤなどの文明は創られたのではなく、それ以前にあった高度な文明より引き継がれたものだという、定説をひっくり返すような論を展開している。我田引水的なところがあるとの批判も多く、トンデモ本と紙一重なところもある。2013/04/20
卯月
0
再読。職場本棚。思わせぶりな疑問文の多用が鼻につくが、詳細な注釈と引用文献リストで、語学力と専門知識があれば内容の検証は可能。数字の符合(31章)に関しては私は眉唾だが、チチカカ湖の水位変化(12章)のような件なら地質学者が判断できるだろう。世界中の神話や古代史の謎をざっくり眺められるのは面白い。2012/01/10