出版社内容情報
松岡ワールド150万部突破、3ヵ月連続リリース第1弾!!
嵯峨敏也は謎の女からの電話を受けた。嵯峨にとって、かつて催眠療法の教師でもあった精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ。女の声は一方的にそう指示し、電話は切れた。癌に冒され余命いくばくもない深崎と、絵美子のあいだに芽生えた医師と患者の垣根を越えた愛。だがそこには驚くべき真実が隠されていた??。『催眠』を遥かに凌ぐ感動、異色にして胸を打つラブストーリー。シリーズすべてのエピソード。
内容説明
嵯峨敏也は謎の女からの電話を受けた。嵯峨にとって、かつて催眠療法の教師でもあった精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ。女の声は一方的にそう指示し、電話は切れた。癌に冒され、余命いくばくもない深崎と、絵美子のあいだに芽生えた医師と患者の垣根を越えた愛。だがそこには驚くべき真実が隠されていた―。『催眠』を遙かに凌ぐ感動、異色にして胸を打つラブストーリー。
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県稲沢市出身。「催眠」を筆頭に大薮春彦賞候補作「千里眼」「千里眼ミドリの猿」「バグ」「伏魔殿」などベストセラー作を生み出す
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Walhalla
14
「催眠シリーズ」の2作品目です。 後催眠って、そういうオチなのですね・・・。 期待値が高かった分だけ、ちょっとガッカリでした。 シリーズ続編に続きます。2016/05/16
はかり
13
主役であるはずの嵯峨先生が脇役になってしまった。最後のどんでん返しは狐に化かされたような感じが残る。後催眠ってこんなことなのか。いやはや疑問が大いに残る作品でした。2016/09/26
フリスビー
12
前作「催眠」の純然たる続編とは言えませんが、患者の苦しみと、それを後催眠を使ってまでも治療し、見守ろうとする医師とのどこかファンタジックな関係が深く心に染みてきます。派手さはありませんが、精神医学の役目と大変さを痛感させてくれる1冊です。2013/09/09
那由多
7
稲垣吾郎さんを滅茶苦茶意識しまくりの、嵯峨の人物像にシラけた。そんなとこよりも、もっと話しそのものに力入れろよって思った。
sarie
6
デビュー作の「催眠」の数年前という舞台設定で物語は面白かったのですが、 主人公の嵯峨さんは出番も少なく、ほとんど活躍していないのが残念でした。2015/10/03