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小学館文庫
ホラーを書く!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 393p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094028362
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0195

出版社内容情報

今もっとも注目される作家10人へのインタビュー、第2弾はホラーの名手。

 今もっとも注目される作家10人へのインタビュー集第2弾はホラー編。ホラー評論家として活躍を続ける東雅夫によるディープな質問の数々に、作家デビューまでの経緯から読書遍歴、作品誕生の裏話などまで、各作家が意外な素顔を披露する。ホラーファンにはもちろん、作家を目指す人たちにとっても格好の指南書だ。 巻末の「日本ホラー小説年表」はホラーがエンタテインメントとして確立していく様子がひとめでわかるファン必見の資料。●解説/岩井志麻子

内容説明

『パラサイト・イブ』『アナザヘヴン』『死の泉』『東京怪奇地図』『吸血鬼ドラキュラ』『逆宇宙ハンターズ』『異形コレクション』『屍鬼』『妖桜記』『墓地を見おろす家』…あの傑作ホラー作品を書いた作家はどんな人?どんなことを考えて創作しているのだろう?10人の人気ホラー作家に迫るのは、ホラーを愛してやまない評論家・東雅夫。それぞれのホラー観、小説をどう考えるか、好きな本のこと、作品が生まれた経緯…。踏み込んだインタビューから、自然とその人間性までが引き出されてくる、かつてないインタビュー本。巻末に『日本ホラー小説年表』を収載。

目次

瀬名秀明―メジャー・ホラーの先陣を切って
飯田譲治―ホラー・バッシングに抗して
皆川博子―大和言葉の綺羅を尽くして
森真沙子―人の心の闇を見つめて
菊地秀行―異空間にこだわって
朝松健―死の淵から生還して
井上雅彦―シンジケートを組織して
小野不由美―S・キングの呪縛を破って
篠田節子―ジャンルミックスを追求して
小池真理子―甘美で静謐な異界に魅せられて

著者等紹介

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ホラー評論家、アンソロジスト、『幻想文学』編集長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

52
恐怖小説の書き手による裏話。 篠田節子と小池真理子の恐怖小説はほとんど読んだので、 なるほどと思った。 恐怖小説である前に、小説であるべきなのだ。 篠田節子は山村正夫の小説道場出身の優等生だけあって、正論だ。2013/04/29

ヴェルナーの日記

7
実は、自分はあまりホラーを読まない。読むというより観るほうがはるかい多い。基本的に心霊系は、信じていないので、ホラーやスプラッター映画を鑑賞すると、怖いというよりも、可笑しいと感じてしまう。特にB級スプラッター等は、爆笑しながら観ることになってしまう。幽霊に妖怪、モンスターより、人間のほうがはるかに怖い。とどのつまり、ホラーやオカルトといっても、人間が創り出したもの。だから、人の心の内に潜む闇のほうが怖いと感じてしまう。2014/06/20

hobby no book

2
書き方の本ではないけれど、作家の紹介本としては大当たりで、作品を読んでみたいと思わせる内容に仕上がっている。あまり女性作家の作品を読んでこなかったので、気になるものがいくつか。2017/12/08

猫科とらねこ

2
ホラー作品の地位を確立するまでの並々ならぬ努力が伝わってきましたよ。 ホラーが売れないと思われてた時代ってありえんわ。編集の見る目なさすぎじゃん! 楳図かずおとかで育ってきた僕にはホラーは無くてはならないヨ! いわば白米みたいなもんだよ! そんなわけで作家さんのお話は大変おもしろかったです 2016/03/06

pgin

2
2002年7月初版。人気ホラー作家へのインタビュー集。ホラーや小説に対する考え方やエピソードが語られるなかで、ホラーのジャンルの流れが見えてきます。●ホラー小説の書き方ガイドではありませんが、先達が何を考えて書いているかその片鱗は感じられるでしょう。最近のホラー作家でもまたやって欲しい企画です。2015/09/09

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