出版社内容情報
カネとは? 土地とは? 家とは? 金融破綻、官僚汚職、経済不況を予言していた、世紀末必読の書。大評判シリーズ第4弾。
大好評のハシモト流「誰にでもわかる新・資本論」第4弾『ぼくらの資本論』! バブル末期、バブルの本質を実体験するために不動産を購入する暴挙に出た橋本治が、日本人にとっての「家」と「土地」と「カネ」について解き明かす。今日の金融破綻、官僚汚職、経済不況などを恐ろしいほどに予言しまくった、これこそ現代の「資本論」。方向を見失った資本主義国家・日本に生きるすべての人の必読書。これを読めば人生が変わる。
内容説明
「貧乏は正しい!」シリーズは、若者が世紀の変わり目を生き抜くためのバイブルだ。もしかしたらバブルがはじけた後の日本を生き抜こうともがいているオトウサンたちのバイブルでもあるかもしれない。シリーズ第4弾であるこの「ぼくらの資本論」は、シリーズの核心。日本人にとっての金と土地と家について解き明かす。バブル後の金融破綻、官僚汚職、経済不況、などなどを見事に予言。今をどう生きていけばいいかを指し示す、日本人の必読書。
目次
第1章 昨日までの習慣、今日からの前提
第2章 そこに隠されているさまざまな問題
第3章 「家」というもの
第4章 「家」と「会社」あるいは、「権利」と「幻想」
第5章 「財産」という幻想
第6章 ああ、資本主義…