小学館文庫
北朝鮮の脅威を見ない人たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094021479
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

 フセイン政権崩壊で、北朝鮮の脅威が具体的に語られる今、日本の備えは万全なのか? 日本政府、国民も含めた、国防意識の低さに強い危機感を抱く著者が、「もし、日本が攻撃されたら」という前提に基づき、我が国の安全保障上の重大な欠陥を洗い出すとともに、 平和憲法 に躍らされ、「軍事的脅威が見えない人たち」があやつる政治とメディアの責任を告発した警世の書。★文庫オリジナル

内容説明

フセイン政権があっけなく崩壊し、世界の耳目は北朝鮮に向いているが、その脅威はイラクどころではない。日本政府、国民も含めた国防意識の低さに危機感を抱く著者が、「もし、日本が攻撃されたら」という前提に基づき、我が国の安全保障上の重大欠陥を鋭く指摘。今、何が必要か、どこを変えなければならないのかを具体的に提示する。さらに、“平和憲法”に踊らされ、「軍事的脅威が見えない人たち」があやつる政治とメディアの責任を徹底的に告発した警世の書。

目次

第1部 これでも日本は主権国家なのか―北朝鮮の脅威に対抗できない日本の防衛力(テポドン発射、そのとき日本は;打撃力なき日本国―自衛隊の防衛力を査定する)
第2部 日本の軍事報道のお粗末さ(軍事的知識なき報道で世論が形成される国;イージス艦を知らずに論じる愚かさを問う ほか)
第3部 安全保障意識が欠落した国家(日米同盟こそ日本の命綱;全検証有事法制はどう議論されたか)
第4部 日本という“国”の行方(抜本的に見直すべき北朝鮮政策;“反戦平和主義”は宗教だ)

著者等紹介

潮匡人[ウシオマサト]
昭和35年青森県生まれ。早大法学部卒、大学院法学研究科博士前期課程修了。航空自衛隊入隊。三等空佐で退官。平成12年より聖学院大学専任講師。論壇で活躍中
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感想・レビュー

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結城あすか

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興味深かったのは9・11後の対テロ対策やイラク戦争に関して、軍事一般やイスラム教他の宗教に関するマスコミや一般世論の無知なところを取り上げてるところかにょ。本当のイスラム原理主義者はテロなんかしないって言われれば、確かにその通りにょ。2003/08/29

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