小学館文庫<br> 逆説の日本史〈9〉戦国野望編

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小学館文庫
逆説の日本史〈9〉戦国野望編

  • 井沢 元彦【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094020090
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

国民的ベストセラーシリーズ最新刊

歴史ノンフィクションの傑作シリーズ 待望の文庫最新刊「戦国野望編」。日本史上最大の価値転換の時代を勝ち抜いた天下人の資質を徹底検証する。武田信玄の限界編「戦国最強の騎馬軍団と経済政策」織田信長の野望編「天下布武と平安楽土の戦略」など下克上の時代を先頭をきって生き抜いた戦国武将の人間ドラマを追いながら混迷の時代に勝ち残る条件を探る“井沢流歴史観”の白眉、待望の文庫化。

井沢 元彦[イザワ モトヒコ]
著・文・その他

内容説明

日本人の根本原理である「和の精神」が崩壊した下克上の時代を生き抜いた戦国武将たち。織田信長、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、北条早雲らの「天下人たる資質」を徹底検証する。混迷の時代にあって、“覇者の条件”とは何かを問う井沢流歴史ノンフィクションの白眉、待望の文庫化。

目次

第1章 琉球王国の興亡編―「沖縄人」が築いた東アジア大貿易圏(沖縄か琉球か―日本人は「平和の島」を何と呼んできたか;“歴史の分岐点”となった利勇、舜天の「放伐」王朝 ほか)
第2章 海と倭寇の歴史編―ニセ倭寇を生み出した朝鮮民族の差別思想(「倭寇=日本人の海賊」を覆した朝鮮民族の史料;十六世紀の「倭寇」は八割が中国人だった ほか)
第3章 戦国、この非日本的な時代編―「和の原理」を崩壊させた実力主義(「和の原理」を否定した戦国時代における“勝利者の条件”;「和の体制」を否定し「実力主義」を宣言した朝倉孝景十七箇条 ほか)
第4章 天下人の条件1 武田信玄の限界編―戦国最強の騎馬軍団と経済政策(あと十年長生きしていれば信長の天下なし!?「信玄伝説」を検証する;貫高から推定する騎馬軍団の兵力は五万人!? ほか)
第5章 天下人の条件2 織田信長の野望編―「天下布武」と「平安楽土」の戦略(桶狭間の合戦は今川義元の「天下統一の野望」が原因ではなかった!?;「岐阜」の地名に込められた「天下布武」の野望 ほか)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年『猿丸幻視行』で第二六回江戸川乱歩賞受賞。以後作家活動に専念
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感想・レビュー

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KAZOO

121
この巻は、ほかの巻とは異なり、井沢さんの思い入れのような感じで、琉球王国や倭寇についてきちんと章を設けられています。このようなところを読むとやはり教科書ではあまりないような内容が収められています。武田信玄の経済政策や、織田信長と足利義昭のやり取りもかなり興味深いものです。2016/04/14

優希

50
大好きな戦国時代のことを色々知れて楽しかったです。琉球や倭寇などについても学べましたし、下克上の世を生き抜いた武将たちの生き様も興味深かったです。特に「天下布武」の信長様の生き方が面白いと思いました。覇王の条件を問う歴史も惹かれるものがあります。面白かったです。2024/02/25

だいだい(橙)

41
今回も面白かったー。倭寇の8割が日本人ではないのに、全部日本人のせいにされているのはおかしいのだが、日本人は正式に抗議しない。豊臣秀吉の朝鮮出兵もかの国では倭寇の仕業ということになっている。そして16世紀最大の倭寇、王直は中国人であり、明国が貿易を禁止したからこのような事態を招いたという事実。海賊と貿易商の境がなかった時代。現代の物差しで過去を計ることは間違いをもたらす。過去の常識はいまの非常識、その逆も同じ。織田信長が非凡であったことも、過去の物差しをしらないと本当には理解できない。次へ。2021/11/13

ころこ

32
1章に沖縄史がまとまってあります。沖縄史・琉球史のような単著だと、その本の出版自体がある歴史観と政治性の強烈なメッセージを表出せざるを得ません。連載、出版当時とは明らかに違う文脈で読まれ、それを偶然の出会いのように受け取ることになった読者にとって本章は恩寵です。沖縄戦の決断は沖縄に対する差別があったと感じられます。しかし、沖縄は宮古島を差別しているとも聞きます。朝幕並存の本土に対して、王朝交代制の琉球王朝とはアイデンティティが違うようにみえますが、平仮名を導入したのは実は沖縄が先だといいます。2020/02/29

デビっちん

30
下克上は単に実力主義の台頭ではなく「和の精神」の崩壊という説明がこのシリーズならではの解説でした。そんな戦国時代で活躍した武将たちの特性から天下人の資質が検証されています。倭寇やポルトガル人が伝えとされる鉄砲、毛利元就の三本の矢など、それらの解説を読んで今までの常識が書き換わりました。当たり前になっていることも、それを辿っていくと転換点にたどり着きます。周りと違うことをやる勇気、斬新な発想を生みだすには、絶対に叶えたい理念が必要ですね。+アイデアを生む前に、理念が強固であるだろうか?2017/07/11

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