出版社内容情報
ノンフィクション界において年度最大の収穫のひとつとされる話題の書。戦後生まれの作家・猪瀬直樹が、全く新しい視点から天皇制をとらえ直した壮大な構想のノンフィクション。第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
目次 プロローグ 禁忌χ1 東京海上ビルの忘れられた冒険 禁忌χ2 原宿宮廷ホームのブラックユーモア 第?部 プリンスホテルの謎 第一章 ブランドとしての皇族 第二章 土地収穫としてのからくり 第三章 天皇裕仁のゴルフコース 第四章 避暑地軽井沢と八瀬童子 第五章 修羅としての「大衆」 第?部 歌劇ミカドをめぐる旅 ?デュオMIKADOとの二度目の対話 第六章 ミシガン州ミカド町へ 第七章 ミカドゲームと残酷日本 第八章 西洋人の日本観と歌劇ミカド 第九章 世紀末の旅芸人たち 第十章 海を渡ったトコトンヤレ節 第?部 心象風景のなかの天皇 ?デュオMIKADOとの三度目の対話 第十一章 天皇崩御と世界の反応 第十二章 つくられた御真影 第十三章 ジェノヴァから来た男 第十四章 三島由紀夫の風景 第十五章 複製技術革命の時代 エピローグ 禁忌χn 「天皇安保体制」幻想 ?哲学者Nとの対話 あとがき 解説 参考文献
内容説明
なぜ、西武グループは皇族の土地にプリンスホテルを建てたか?なぜ、オペレッタ「ミカド」が欧米人から喝采を浴びるのか?なぜ、明治天皇の「御真影」は西洋人の風貌になったのか?世界史のなかで天皇制を考える。
目次
第1部 プリンスホテルの謎(ブランドとしての皇族;土地収奪のからくり;天皇裕仁のゴルフコース;避暑地軽井沢と八瀬童子;修羅としての「大衆」)
第2部 歌劇ミカドをめぐる旅(ミシガン州ミカド町へ;ミカドゲームと残酷日本;西洋人の日本観と歌劇ミカド;世紀末の旅芸人たち;海を渡ったトコトンヤレ節)
第3部 心象風景のなかの天皇(天皇崩御と世界の反応;つくられた御真影;ジェノヴァから来た男;三島由紀夫の風景;複製技術革命の時代)
感想・レビュー
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おかむら
ひねもすのたり
めっかち
春猫
BAKAKING