朝日新聞の正義―逆説の新ゴーマニズム宣言

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朝日新聞の正義―逆説の新ゴーマニズム宣言

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093895415
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本のマスコミの代表である朝日新聞は、実は日本をミスリードしているのではないか? そんな思いの初対談。

 『逆説の日本史』で新しい視点から歴史をひもとき、日本人の歴史観を「覚醒」し続ける作家・井沢元彦氏と『新・ゴーマニズム宣言』で言葉を弄するだけの言論人に真っ向勝負を挑む漫画家・小林よしのり氏の初顔合わせ熱血対論。 テーマは朝日新聞とそれに代表される朝日的言論への大反論である。両氏の「朝日は日本をミスリードしている」という思いを様々な報道やキャンペーン記事、社説などの実例をもとに検証していく。 現在の日本の諸問題を考えた時いつも行き着くのは、純粋まっすぐ正義君的な薄っぺらな思想である。そしてそこに鎮座しているのは日本の報道、言論の雄・朝日新聞だ。それは戦前、「空想的軍国主義」によって国を誤った体質そのままの「空想的平和・人権主義」にすぎないのではないか。朝日は「正義」を売り物にして再び国を過つのではないか。 両者はその危機にいかにして気づき、異議を唱えるようになったのか。神戸少年殺人事件から歴史教科書論争まで、戦後日本の病弊が噴出した諸問題と朝日新聞の報道のいかがわしさを喝破する。

内容説明

朝日新聞がニッポン人に刷り込んだ薄っぺらな「護憲」「平和」「人権」思想の洗脳を解く。

目次

第1章 ワシらも「朝日少年」だった
第2章 これは「人権真理教」の新聞なんよ
第3章 なぜ朝日は尊大でいられるの?
第4章 朝日の民主主義ほど怪しいものはない
第5章 「ショッカー」から「善人」への挑戦状

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

280
当時の朝日新聞はひどかったなぁと思った。今や小林よしのりも朝日新聞に投稿したりしているので隔世の感があるなぁ。2017/02/15

トラビス

5
1998年出版。16年前の本だがいわゆる慰安婦問題の本質である強制連行の唯一の証拠であった吉田証言がデタラメであったことが明らかにされていたにもかかわらず、今年の夏まで訂正も謝罪もしないまま放置。結果、会社存亡の危機を迎えているようだがまさに自業自得。日本の名誉を著しく毀損させた罪はとてつもなく重い。慰安婦報道誤報の影響については第三者委員会で検証を行うようだがそのメンバーの人選がポイントでこの二人のような人物によって検証されることを期待する。2014/09/24

湖上の煙

4
再読。事実をありのまま報道しない、事実を歪めて報道する。そんなメディアに存在価値はない。従軍慰安婦問題において、この本に書いてあるようなことを朝日新聞が公式に認めるまで15年以上もかかっているという事実に暗澹たる気持ちになる。戦前は右寄り、戦後は左寄り、しかしその体質は驚くほど変わっていない。我々も今以上にメディアに対して、冷静な目を持たなければならないと思った。2015/02/06

矢森一博

4
ようやく朝日新聞が謝罪しましたが、勝ち馬に乗るのは簡単です。

アンゴ

4
人権真理教の総本山に対して、日本人の知らない日本人の本質を浮き上がらせた二人が論理的に斬り込む対談。惜しむらくは二人ともアカデミックではないため日本の理性の本流となっておらず、15年経った今でも未だ右の「サヨク」の洗脳から国も国民も抜け出せていない。昨今の震災報道を見てまだ理性的な記者も多数「存命」すると思うが、編集の段階で整理され趣旨の異なる記事にされているのが、透けて見える報道姿勢。「いつか来た道」を性懲りもなく繰り返させる責任を突きつける覚悟が求められる。2012/03/30

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