「言霊(コトダマ)の国」解体新書

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「言霊(コトダマ)の国」解体新書

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093893718
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

歴史、憲法、PKO、韓国との「根の構造」など、“ニッポンの常識は世界の非常識”とまで言われる。その概念はどう培われてきたのか。日本の歴史や、アジアをはじめとする諸外国との関わりを通して考える大胆「日本人論」。

目次 第一章 『言霊の国』序説 「言霊」とは何か 第二章 『言霊の国』解体原論 プロ野球の「ガイジン」 憲法第九条は「世界の非常識」 大新聞の「北朝鮮善玉論」 「七人の侍」は自衛隊の宣伝映画か? 〃コトダマイスト〃宮沢喜一 原爆投下と民主主義 山本七平氏は右翼か!? 戦争は「面白い」 東洋平和のためならば 「真実」が書けないジャーナリズム 新聞の「希望的観測」 日本をダメにした「試験秀才」 「陸軍参謀本部」という名の秀才 訪朝政治家に捧げる「初級民主主義講座」 「擁護派」と「尊皇攘夷」 「金丸信」は鏡に映った我々の顔 私説「日本人十二歳論」 大新聞の確信犯的「誤報」 第三章 日韓に横たわる「恨」をめぐって 『恨の法廷』をめぐる日韓論争 「反日嫌韓」の構造 儒教と「近代化」 「南北分断」「在日韓国人」 第四章 『言霊の国』の憲法と軍隊 暴末の「経済大国」の偉人 PKO「憲法違反」論 「軍事カマトト」ニッポン 「平和」は誰の血で購うか 〃昭和ヒトケタ〃の平和感覚 「日本は軍国主義化する」!? 「コトダマ信者」桓武天皇 平安貴族と鎌倉武士 PKO現地報告記 カンボジアで考えた自衛隊と平和 傷だらけのアンコール・ワットと三

内容説明

ニッポンを支配する妖怪「コトダマ」の謎に挑む。我々の住む国はなぜ「世界の非常識国家」になったのか?気鋭の作家が放つ大胆「日本人論」。

目次

第1章 『言霊の国』序説
第2章 『言霊の国』解体原論
第3章 日韓に横たわる「恨」をめぐって
第4章 『言霊の国』の憲法と軍隊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つちのこ

1
日本人独特の悪習である“言霊”を例にとり、その不条理さと馬鹿さ加減を政治・宗教・戦争・教育・ジャーナリズム・天皇制・PKOなど様々な角度から辛辣に批判した日本人論。 「日本をダメにした試験秀才」ではキャリア組の政界絡みのスキャンダルや仕事処理能力の低さを指摘し、試験秀才たちを「教科書にはないユニークな発想をする能力がない」と書き「人間にとって最も大切な能力である「想像力」について、試験勉強は最も有害である」と結んでいる。言霊に毒されて論理的な思考ができなくなった“日本”や“日本人”を知る上では貴重な一冊。2000/01/14

二分五厘

0
1995.11.17

Arisaka

0
(39)『「言霊の国」解体新書』…「日本人は言霊に支配されているから本音でモノが言えない」と著者は語る。しかし話言葉や書き言葉にさえ神経質であったからこそ、過去の日本人の知的水準が高かったのも事実であると思う。言霊を多面的に見た一冊! 2015/07/31

kabeo

0
自分も言霊に支配されているのは認識しているのだが、なかなか抜け出せない。井沢さんの主張も正しいとは思うが素直に聞き入れられないのは、言霊の国に育ち、強い言葉に慣れていないからだと思う。でも憲法改正についてはきちんと行なわなければならないと感じた。2014/12/09

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