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兵士を追え

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  • サイズ B6判/ページ数 510p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093892032
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『兵士に聞け』(新潮学芸賞受賞)、『兵士を見よ』に続く、自衛隊を密着取材した本格派ノンフィクション作品の第3作。『SAPIO』で大好評連載中の「兵士に告ぐ」を単行本化。前2作がそれぞれ、陸上自衛隊、航空自衛隊を中心に描いてきたのに対し、今回は、海上自衛隊の潜水艦に焦点を当て、今まさに日本が中国・韓国としのぎを削る「領海防衛」最前線に立つ潜水艦乗りの人生に迫る。海自の中でも「秘中の秘」とされる潜水艦、哨戒機への同乗取材や、艦長以下、「ソナーマン」「武器員」など職人的な技と矜持をもつ隊員たちへの職場・家庭取材を通して、「平成自衛隊の素顔」を浮き彫りにする。

内容説明

「潜航せよ!」「最高機密の塊」潜水艦に初の長期取材!急増する領海侵犯と最前線で対峙する海上自衛隊「潜水艦・哨戒機部隊」!陽の光も携帯メールも届かない「深海の密室」で潜水艦乗りは何を想うのか―。

目次

第1部 潜航せよ!(「秘」;ドルフィンマーク ほか)
第2部 海上警備行動発令(爆弾投下;お守り ほか)
第3部 対潜水艦戦(探知あり;鮫肌 ほか)
第4部 どんがめ群像(面構え;ジュートラ ほか)
エピローグ 陸に上がる日

著者等紹介

杉山隆男[スギヤマタカオ]
1952年生まれ。一橋大学卒業後、読売新聞社を経て著作活動に入る。86年に『メディアの興亡』(文芸春秋刊)で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。96年、3年間に及ぶ自衛隊取材をまとめた『兵士に聞け』(新潮社刊)で新潮学芸賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ted

4
'05年8月刊。△雑誌SAPIO連載('03年6月~'05年7月)に加筆した『兵士』シリーズ第3弾。本作では海自の潜水艦とP-3Cにスポットを当てる。一言でいうと自衛隊礼賛本。文章は余計な喩えや例が異常に多くて読みにくい。隊員の交際相手や馴れ初めの話、のろけ話など、どうでもよい内容も含む。不審船1隻に空から爆弾を投下するのに「命がけ」とはなんと大袈裟な。こんなのは“戦場”ともいえないでしょう。世界にはもっと危険な「本当の戦場」で、もっと危険な「本物の戦闘」をしている兵士がゴマンといるというのに。2016/04/18

turutaka

1
第三弾は兵士を追い、潜水艦と哨戒機がメインの舞台となる。 著者がこれまで取材してきた「自衛隊」と少し毛色の違う潜水艦乗りたちの実態と本音が詰まっている。 なんとなく理解はしていたが、潜水艦の過酷さとミッションの難易度の高さに驚く。 四方を海に囲まれている日本の、「防衛力」としての潜水艦乗り在り方について知ることができた一冊。2021/08/16

ことぶき あきら

0
杉山隆男による自衛隊のルポタージュ「兵士」シリーズの第三作。本作では海上自衛隊の潜水艦とP3C哨戒機部隊が取材されています。潜水艦乗りの見習い(実習員)、魚雷格納棚に毛布敷いて寝るのか、すげーな。2013/08/18

やっくん

0
海上自衛隊の究極兵器潜水艦の様子がとても詳細に書いてある。 海の守りご苦労様です。2013/07/13

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