家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

  • 岸田 奈美【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093887786
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

笑えて泣ける岸田家の日々のこと

車いすユーザーの母、
ダウン症で知的障害のある弟、
ベンチャー起業家で急逝した父――

文筆家・岸田奈美がつづる、
「楽しい」や「悲しい」など一言では
説明ができない情報過多な日々の出来事。
笑えて泣けて、考えさせられて、
心がじんわりあたたかくなる自伝的エッセイです。

もくじより
◎弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった
◎どん底まで落ちたら、世界規模で輝いた
◎グーグル検索では、見つからなかった旅
◎先見の明を持ちすぎる父がくれたもの
◎忘れるという才能

【編集担当からのおすすめ情報】
noteやTwitterで話題となっている岸田奈美さん。
岸田さんの文章は、人の感情をゆさぶる力があります。岸田さん節が炸裂するギャグに爆笑した次の瞬間、涙があふれてきます。私など、
読んだ後、見える世界の景色がきっと美しく清々しいものになるはず。ぜひ体験してみてください。

内容説明

車いすユーザーの母、知的障害のある弟、急逝した父―情報過多な日々をつづる笑いと涙の自伝エッセイ。

目次

弟とわたし
母とわたし
父とわたし
日常とわたし
仕事とわたし
だれかとわたし

著者等紹介

岸田奈美[キシダナミ]
1991年生まれ、兵庫県神戸市出身、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科卒業。「バリアをバリューにする」株式会社ミライロで広報部長をつとめたのち、作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

147
中2で父親が突然病死し、高校生の時母も生死をさまよい一命をとりとめたが車椅子生活、4つ下の弟はダウン症という環境のもと、奈美さんは常に前を向いていた。泣けるが笑えるエッセイ。つらいことも苦しいことも投げ出したくなったことも多々あると思うし、同世代が楽しく遊んでいるなかなんで自分だけ…と、思うこともあるだろう。奈美さんに負けず劣らず明るく笑い飛ばすお母さん、心やさしい弟、お父さんも魅力的だったんだね(英語版ファービーの話は最高)。幡野さんが撮影した東京駅での家族写真の笑顔がこの上なく素敵!思わず泣けた。2022/04/22

mukimi

138
私たちは、おセンチに溜息つきながら暗い顔でじめじめ生きることも、不幸も起きたことは仕方ないと拘らず喜びにフォーカスして明るく顔を上げ生きることも、自ら選択できると思い出させてくれる。中学時代の父の急死、高校時代の母の車椅子生活の始まり、ダウン症の弟、塾に通えない経済状況。本人にパニック発作の症状もあり筆者は特別なネアカのタフウーマンというわけでは無さそうなのだけど圧倒的ユーモアと突破力で憂鬱を雲散霧消していく。初めはブログだったからか自由奔放な文章で、洒落の効いた連想ゲームみたいでめちゃくちゃ面白く新鮮。2024/01/05

徒花

132
まあまあおもしろい。病気で車椅子生活になった母と、ダウン症の弟と一緒に暮らす著者が日々のことをつづるエッセー。もちろんマジメなところもあるけれど、とにかく著者の繰り出す疾風怒濤の比喩表現と、トンデモ体験談は、笑いどころが満載すぎる。本人の尊敬する人のひとりとして文中にも書かれていたけれど、どことなくさくらももこ先生を思い出すような文体。文章を書くべき人というか、書かないといけない人、という感じがした。2021/11/09

R

119
いいエッセー集だった。結構ハードな背景を持った著者だと思うのだけども、そうだからこそバイタリティにあふれて、それを吹っ飛ばしているかのようなステキさが清清しい。基本的に笑い話なんだけども、しんみりいい話が根底に流れているようでとても優しい気持ちで、ふへへと笑える。障害と優しさといった底流を感じるけども、それはそれとして、ホットコーヒーを真夏に売った話と、ブラジャーを新調した体験記は、おなか抱えて笑える内容だった。素晴らしい。2021/02/15

ネギっ子gen

118
車椅子の母、ダウン症の弟、ベンチャー起業家で急逝した父――。「100文字で済むことを2000文字で伝える」作家が綴った、心が温かくなる自伝的エッセイ。大好きだった亡父の日記に「誰か、僕の住む街の小説を書いてほしい」とあった。そこで、<トラブルが雨みたいに続々降りかかってくることも。悔しいからそれを面白おかしく考えることも。すぐさま言葉にして書いちゃうことも。ぜんぶ、父からもらった才能だ。わたしのすべては、父との記憶からできている。その父が、書いてほしいと望んでいるのだ。それはもう書くしかないだろう>と。⇒2021/12/28

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