人工知能―その到達点と未来

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人工知能―その到達点と未来

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093886222
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0053

出版社内容情報

わが国トップランナー研究陣が贈る入門書

人工知能(AI)の発展が人類社会にもたらす変化とは何か――。1960年代、80年代に次いで、現在は3度目の人工知能ブームといわれています。そんな中、日本の第一線のAI研究者らが、仮説や空想ではないAIの真実と、私たちの近未来の暮らしを綴りました。「AIが人類を凌駕するシンギュラリティはやってくるのか?」、「AIの進化によってなくなる仕事、残る仕事とは?」、「AIで医療分野はどう変わる?」。そんな期待や不安、疑問に答える22テーマの書き下ろし記事を掲載。さらに、図解の「ビジュアル」ページや「小事典」で深い理解が得られる、新時代のAI入門書です。



【編集担当からのおすすめ情報】
難解な人工知能ですが、基本的にワンテーマ完結型の内容となっており、また、理解を助ける小事典も付いているため、じっくりと人工知能に対する知見を深めることができます。

はじめに

本書の使い方

第一部 ビジュアル
人工知能研究の歴史
ソサエティ5.0
ニューラルネットワーク
機械学習
探索
農・水産業を支える技術

第二部 視点・論点
重要概念
(1)人工知能(AI)概論 中島秀之
(2)探索 松原仁
(3)最適化 丸山宏
(4)フレーム問題 中島秀之
(5)自然言語処理 橋田浩一
(6)機械学習 丸山宏
(7)ニューラルネットワーク 麻生英樹
(8)エキスパートシステム 中島秀之
(9)画像音声認識 丸山宏
(10)ビッグデータ 丸山宏
(11)ディープラーニング 麻生英樹
(12)シンギュラリティ 中島秀之
到達点と未来
(13)ソサエティ5.0とロボットの普及 丸山宏
(14)道具としてのAI 中島秀之
(15)AIの発展によってなくなる仕事、残る仕事 中島秀之
(16)軍事面への応用・サイバー戦争 丸山宏
(17)人物認識技術と社会の変化 丸山宏
(18)製造業における自動化とインダストリ4.0 丸山宏
(19)自動車等の自動運転と交通・流通へのインパクト 丸山宏
(20)医療診断や創薬への応用 丸山宏
(21)農業・漁業への応用 丸山宏
(22)帰納的なソフトウェア開発 丸山宏

第三部 小事典





中島 秀之[ナカシマ ヒデユキ]
著・文・その他/編集

丸山 宏[マルヤマ ヒロシ]
著・文・その他/編集

内容説明

人工知能(AI)は私たちのくらしをどのように変えていくのか?その答えが、本書にある。わが国トップランナー研究陣による最強の入門書!!

目次

第1部 ビジュアル(人工知能研究の歴史;ソサエティ5・0;ニューラルネットワーク ほか)
第2部 視点・論点(重要概念;到達点と未来)
第3部 小事典

著者等紹介

中島秀之[ナカシマヒデユキ]
札幌市立大学学長。1952年生まれ。1983年東京大学大学院工学系研究科情報工学専門課程修了。工学博士。電子技術総合研究所(現、産業技術総合研究所)、公立はこだて未来大学、東京大学を経て現職。研究分野は人工知能をはじめ、デザイン学、サービス学など幅広い

丸山宏[マルヤマヒロシ]
株式会社Preferred Networks PFNフェロー。1958年生まれ。1983年東京工業大学理工学研究科修士課程修了。工学博士(京都大学)。日本IBM、キヤノン、統計数理研究所を経て現職。研究分野は自然言語処理、セキュリティ、機械学習など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

15
最近関心を持っている「環境との相互作用系AI」の系譜がまとめられているのが、わかりやすくてよかった。整理しておくと→①ユクスキュルの「環世界」論。②ギブソンの「アフォーダンス」。③マトゥラーナらの「オートポイエーシス」。そんなバックグラウンドがあって、④ブルックスの「サブサンプション・アーキテクチャ」がある。知能は、認識→推論→行動といった直列システムではなく、認識&推論&行動というように並列システムになっているというのも、よく理解できたよ。2024/03/18

オッティ

2
ソサエティ5.0はすぐに終わるかもしれない。ソサエティ6.0がすぐに到達するかもしれないからだ。また、これからは規模の経済性が効きにくくなってくるかもしれない。日本の渋滞による経済損失が12兆円もあるなんてビックリ。2020/02/01

tk70

1
人工知能の大学生向けの教科書的な本。日本の超一流の研究者が書いているので内容は確かだが、一般向けではないか。2019/03/22

Hiroki Nishizumi

1
分かりやすい解説本2019/03/08

Masaru Kamata

1
人工知能専門の研究家たちが分担して各章を書いている。中心の中島氏はエキスパートシステムが隆盛だった第二次人工知能ブームの頃からの方のようで、現代の深層学習とエキスパートシステムを組み合わせた方向への発展を期待しているようだ。深層学習モデルで暗黙知を定量化・概念化し、エキスパートシステムによって推論するということ。各章とも啓蒙的な内容で数学的・実装的な解説はないので、巷に溢れる人工知能トンデモ本に似た内容にならざるを得ないのが苦しいところ。特に後半の、人工知能が社会に及ぼす影響についての各章は退屈だった。2018/12/16

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