出版社内容情報
開高健賞作家がオーロラの“真の姿”を追う
世界中のオーロラ発生論は全て間違い?
美しいオーロラ写真の多くはカメラがついた大嘘?
「人生で一度は見たいもの」の代名詞ともいえるオーロラ。
極北の地の空に棚引くこの“宇宙の神秘”には、未だ解明されていない謎が多く残されている。
著者は、アラスカの地でオーロラ化学の世界的権威である日本人科学者・赤祖父俊一氏から、貴重な個人授業ともいえる時間をもつ機会に恵まれる。
また、それと同時にマイナス40度の雪原に三脚を立て、初めてオーロラ撮影にも挑む。
複雑怪奇なオーロラ化学の世界と、極寒の地で困難を極めるオーロラ撮影。
寝不足で身も心もボロボロになった著者に、ある日、思いもかけないご褒美が! 10年に一度といわれる磁気嵐が吹き荒れた夜、夜空には巨大な光の龍が立ち昇ったのだった――。
開高健賞作家がアラスカの地で偉大な研究者(英語で偉人を「ビッグショット」)の背中を追いながら、オーロラの“真の姿”を収めた決定的一枚(ビッグショット)を狙った日々を綴るノンフィクション。
廣川 まさき[ヒロカワ マサキ]
内容説明
10年に一度の磁気嵐が吹き荒れた夜空には巨大な光の龍が舞った―極北アラスカの地で“オーロラ科学の世界的権威”である日本人科学者から受けた、幻想的なひと冬の個人授業。傑作ノンフィクション科学読本!
目次
プロローグ アラスカの小さな巨人
第1章 極寒激痛オーロラ撮影に、挑む!
第2章 頑固な石頭の壁を、ぶち破れ!
第3章 貴重な個人授業、はじまる!
第4章 オーロラ博士誕生の軌跡を、辿る!
第5章 世界のオーロラ論は、大間違い!
第6章 宇宙の大嵐が、吹き荒れる!
エピローグ 宇宙科学は、神のみぞ知る
著者等紹介
廣川まさき[ヒロカワマサキ]
1972年5月27日、富山県生まれ。ノンフィクションライター。2003年にアラスカ・ユーコン川約1500キロを単独カヌーで下り、その旅を記録した『ウーマンアローン』(集英社)で04年、開高健ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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