「年収6割でも週休4日」という生き方

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「年収6割でも週休4日」という生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093878746
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0095

出版社内容情報

経営者の最大の責務は社員の生活を守ること。経済規模が半減しても、ひとりの解雇者も出さずに会社も社員も生き延びる秘策とは。それは働き過ぎと浪費の悪循環から脱却して、豊かな生き方を模索する生き方でした。

目次

第1章 六割経済社会がやってくる(日本の古きよき企業経営に学ぶ;IT企業の未来に備えた試み;幸せになるトッテン流生活術)
第2章 脱カジノ経済四つの提言(危機をもたらしたのは誰だ;グローバル経済の落とし穴;脱カジノ経済四つの提言)

著者等紹介

トッテン,ビル[トッテン,ビル][Totten,Bill]
本名トッテン・ビル。1941年米カリフォルニア州に生まれる。63年カリフォルニア州立大学卒業後、ロックウェル社(アポロ計画)に勤務。67年システム・デベロップメント社(SDC)に転職。69年SDCに在籍しながら南カリフォルニア大学経済学博士号取得。同年SDCの社員として日本の市場調査のために来日。72年パッケージソフトウェア販売会社である株式会社アシストを設立。同社代表取締役。アメリカの政策を批判する内容の本を多数出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろ☆

31
仕事量を減らして、ゆるく生きようみたいな本かと思ったら、反米の考えを持つ表紙の社長の熱い本だった。日本の経済が4割減になったら、仕事の時間も4割減らし、空いた時間で、農業や裁縫、日曜大工で質素な生活の勧め。世界幸福度ランキングでは、日本は43位。人と違ってもいい、自分が幸せだと感じることをしよう。一人でも幸せランキング上げてみようと思う。2014/11/14

つね

15
スローライフの本かと思いましたが、実体のない経済ゲームに異議を唱える一人の経営者の熱い主張の本でした。大量生産、大量消費、顔の見えない相手に支払う代金・・・誰もが違和感を持っているのではないでしょうか。気づきの一冊でした。ダウンシフターズに通じる。私は好きです。 2015/09/22

15
円高の時に書かれたので現在とは多少異なる内容もあり。前半は経営、生き方を、後半は日本経済、日本政府を批判した内容。どの机を使っても良い「フリーアドレス制」はうちも真似させたい。週休3日にしたら仕事量も減った分、給与も削減と従業員からの話とのこと。自分の周りには権利ばかり張り上げて、このような考えを提示する人が今の会社にはいない、、、(T_T)  政府紙幣発行の案は結構賛成です。消費税あげんと、別の方法を模索してほしいものです。2014/11/04

WATA

14
ゆるく生きるための本かと思ったら違った。表紙のおじさんが熱く主張する本だった。前半はこの社長さんの生き方講義。社員を大切にする経営方針や、環境負荷を減らした生き方の実践録など。後半はうってかわって、日本政府への政策提案の章で、いきすぎた金融経済を規制すべきという内容が書かれている。本全体としては、話題にまとまりの無い印象だった。どちらか片方の内容にして、見合ったタイトルをつければいいのに。2014/01/09

baboocon

14
何だか色々とツッコミたくなる本だった。タイトルに期待して読んだけれど、著者の会社が実際に年収6割・週休4日を実践しているわけではなく、あくまでその可能性に備えて週休3日を始めた段階。また日本の古きよき企業経営を崇拝しそれに学ぶといっているけれど、当時と今とではまるで状況が違うのでは…。後半は米国を中心とした「カジノ経済」批判とそれに対する提言だけど、書いていることは必ずしも間違いじゃないにせよ、日本の経済の沈降を全てその所為にするのは無理があるのでは…など。2011/07/10

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