内容説明
毎日を笑顔で生きていくために。おサケを飲む人、飲まない人、未成年も必読です。
目次
第1章 酔っぱらいの家族として
第2章 わたしのアルコール依存症カルテ過去・現在・未来
第3章 (対談)アルコール依存症という病気
著者等紹介
西原理恵子[サイバラリエコ]
1964年高知県生まれ。漫画家。武蔵野美術大学卒業。88年に「週刊ヤングサンデー」の連載「ちくろ幼稚園」でメジャーデビュー。97年、フォト・ジャーナリストの鴨志田穣(故人)と結婚
月乃光司[ツキノコウジ]
1965年富山県生まれ。障害者のパフォーマンス・イベント「こわれ者の祭典」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこまんま
36
うわっ、ホントに「まじめな」本でした。アル中もヤク中も病気だと思ってるんで、こういう啓蒙本はどんどん広がってほしい。そういう私もここ数年、「酒好き」なのか「依存症」なのか判断に苦しむことがあり、なにげに不安なので手に取ってみた次第。2017/06/15
香菜子(かなこ・Kanako)
31
西原理恵子月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気。西原理恵子先生の著書。アルコール依存症についての理解が深まる良書です。アルコール依存症のご家族をお持ちであった西原理恵子先生の実体験に基づくお話なので、とても参考になる内容ばかり。2019/01/13
ミナコ@灯れ松明の火
27
人の死が一番教えてくれたこと。制裁よりも、まずは治療をすべきこと。アルコール依存症を身近に経験したおふたりによる話だから、病気をとても身近なところに感じられる、実践的な内容満載。それと共に、サイバラ先生だからこその奥深さも同時に感じる。全ては憎み合わないために、正しい知識を持つことから。知識は身を守る盾にもなってくれるのだから。2010/11/21
kera1019
26
単に酒好きの自堕落な人が飲んで暴れるという程度の誤解や体と心が言うことをきかない不自由が家族の理解を得ず、逆に本人を気づかう家族がイネーブラーとなって飲酒の手伝いをしてしまう、一度罹ったら一生管理していかなければならないなど様々な問題を起こす依存症。家族だけでケアすることの難しさ、何年かかっても飲んでしまうんじゃないかという恐怖など、当人やその家族だけでは解決する事にこだわらず、専門の知識のある団体や医療に任すという事の大切さがよくわかりました。2014/09/06
3939タスタク
25
私が住む福岡県は、飲酒運転全国ワースト1のありがたくない称号を与えられています。厳罰化が進んではいますが、それでも飲酒運転が減らない背景として、アルコール依存症の症状がある人が六割を超えるらしいという事。年々アルコール依存の患者の数は増加しているとの事ですので、国を挙げて何らかの手を打つべきだと思う次第です。 アルコール依存症の症例や対策の経験談は、この病の根深い問題点などを知る事が出来、大変役に立ちました。2013/03/03
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