内容説明
東洲斎写楽の正体は韓国人、それもスパイだった!?中国から東南アジアまで「大百済帝国」が存在し、古代日本はその植民地だった!?―こんな「歴史」も韓国では定説?前著(『韓国人の日本偽史』)で韓国の大学を馘首された著者が、それでも「学問」のために書く。
目次
第1章 古代史関係偽史
第2章 民間語源偽史
第3章 英雄譚偽史
第4章 日帝秘話偽史
第5章 地域振興に利用される歴史―偽史すれすれの歴史解釈
第6章 『嫌韓流』をめぐって
終章 偽史論争における前提条件
著者等紹介
水野俊平[ミズノシュンペイ]
1968年北海道出身。天理大学朝鮮学科卒。韓国・全南大学校大学院国語国文学科博士課程修了。同大学講師を経て、北海商科大学教授。韓国在住時には韓国各局のテレビ番組にレギュラー出演し日韓の文化ギャップについてコメント、「韓国で一番有名な日本人」となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hyena_no_papa
5
最初は面白そう、でもアホクサそう。時間の無駄に思えつつ、ついページをめくる。気宇壮大な海洋大帝国百済説には感心する。日本のトンデモ説など足元にも及ばない。三国のうち唯一統一国家にならなかった百済へのルサンチマンなのか。しかし終章まで読んで著者の主旨に首肯せざるを得なくなる。研究者として韓国在住の長い著者ならではの力作と言えよう。もちろん著者の主張の当否を云々する力など無いが、姿勢には学ぶべき点は少なくないと思う。高野新笠の件は史料に暗いのでよく分からなかった。ともあれ著者に座布団を!怪著かと思ったら快著!2019/11/13
タイクーン
1
歴史は常に恣意的に利用されるとはいっても、韓国はやりすぎ。頭の中がファンタジーすぎる。ただ時として、日本が助長した例もあるのは考え物である。2010/09/05
ユキ@うろちょろ
0
どちらが正しいかでないインプリンティング。