「ひらめき」の設計図―創造への扉は、いつ、どこから、どうやって現れるのか

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784093876605
  • NDC分類 507.6
  • Cコード C0095

内容説明

これは、ホンダでの体験から生まれた「明日を創るためのテキスト」である。創造の現場で苦闘した一技術者が、漂流の末にたどりついたあるビジョン。モノ作り、コト作りの戦場を創造の場に変える潜在意識のマネージメント。

目次

第1章 創造ということ
第2章 嵐の中の航海
第3章 霧の中の航海
第4章 風を探る航海
第5章 創造の構図
対談 久米是志×夢枕獏―創造の舞台裏・異種格闘技的対論

著者等紹介

久米是志[クメタダシ]
昭和7年1月2日兵庫県生まれ。昭和29年3月静岡大学工学部機械工学科卒業、同年4月本田技研工業入社。昭和44年4月本田技術研究所取締役。46年4月常務取締役、49年4月専務取締役。昭和52年3月本田技術研究所社長。昭和54年5月本田技研工業専務取締役兼本田技術研究所社長(56年6月まで)。昭和58年10月本田技研工業社長。平成2年6月本田技研工業取締役相談役。平成10年6月本田技研工業常任相談役。平成14年1月常任相談役を退任、今日に至る。本職はエンジン設計。これに関わる直接的な実績としてイギリス・マン島TTレースへの参加、二輪GP、F2、F1への初挑戦などがある。また、その後、社内では早くから技術畑でのトップマネジメントをつとめ、シビックの開発、排ガス規制対応のCVCCエンジンを手がける。また、エアバッグ、ロボットのアシモ、ビジネスジェットなど、現在のホンダという企業のイメージを決めたさまざまな独創的プロジェクトも、著者が研究所社長か本田技研工業社長であったときのスタート指示によっている。他方、社内から見た経営者としての実績は、研究開発における管理の仕組みである要件システム、評価会、市場品質向上仕組みの構築など、現在のホンダの技術マネジメントの根幹を創ったことにある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Yasushi Fukunaga

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評価5.0 点 (5.0)投稿日 2011-12-17 16:06:22 気になった言葉を以下にリスト。  よく考えて、やって見て、気づく。ひらめきの構造モデル。-失敗を経ずにひらめきに至ることはない。 本田宗一郎時代、「フォローザリーダ」であったホンダの行動規範を、バトンタッチした後、凡人1人1人の取えを束ねて天才をしのぐ仕事の進め方に変えないとダメな状況になった。 集団で想像力を発揮する、その実行の哲学を明確化することに努力した結果の報告。 ささやかなことではあるが、自分たちも、何かをやってきたことは2017/05/06

Yuichi Saito

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鯉沼さんにお貸ししていて、忘れた頃にクリスマスプレゼントのように戻ってきました。”いくら先を見つめたって、そんなところに未来はない。未来を見たければ、自分たちの過去を探しなさい。過去の失敗の泥の中に、未来を開く“鍵”がある。”、とは巻頭言。2012/12/24

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